反日デモは「民意のデモ」だったのか、それとも「官制デモ」だったのか。 Giant Blue Slime / Seiya235 ■日本社会の幻想 2012年の反日デモについてチャイナ・ウォッチャーの皆々様方の意見を待っていたのだが、いまいち集まりが悪い。いまいち燃える要素がないのか、私のアンテナが届いていないのか、わからないが、とりあえず現状でのまとめをば。 今回、個人的に設定した軸は2つ。すなわち「反日デモは官制か否か」「中国人民は反日、あるいは尖閣問題に燃えているか否か」、だ。 大胆に分類するならば、NEWS-POSTSEVEN掲載の富坂聰記事は「官制デモ:×、盛り上がり×」という立場。ニューズウィーク電子版のふるまいよしこ記事は「官制デモ:×、盛り上がり:○」、日経ビジネスオンライン掲載の福島香織記事は「官制デモ:×、盛り上がり:○」と評価している。 いずれの記事も「官制デモ」という言