ブックマーク / kokounobonjin.hatenablog.com (13)

  • サヨナラはしない - 孤高の凡人

    2016 - 08 - 11 サヨナラはしない インターネットはつまらなくなった。 僕ははてなでブログを書き始めるまで『インターネット』というものを知らない人間だった。 僕にとってブログというものは、今日はお魚を釣りに行きました。花火がとてもキレイでした。ギターの弦を張り替えました。というように『知らない人に向けたSNS』という印象を持っていて、そんなブログで『稼げる』とは一体どのような理屈か。それを体感すべく飛び込んだブログ、その先にあったものが『インターネット』だった。 まずブログが稼げるという事に関しては、事実だと感じた。現に稼いでいる人がいるのだから、当然の事である。しかし稼ぐ為にしなければいけない事、これに全く興味が持てなかった。面白くなかった。 しかしこの時同時に、僕は『インターネット』その氷山の一角を見た。 面白かった。 僕はそれがやりたくて、急いでズボンのポケットから自分の

    サヨナラはしない - 孤高の凡人
    suzunasu
    suzunasu 2016/08/12
    また会いましょう♡
  • 『3』の時だけブルーになる - 孤高の凡人

    2016 - 07 - 30 『3』の時だけブルーになる 深夜。そう深夜である。その深いコバルトなブルーの真ん中で私は立ち尽くしていた。 ブルー。そうブルーなのだ。その顔色もさる事ながら血、臓器、骨、皮膚、それら全てがブルーである。私はそのブルーな手の、ブルーな人差し指、その人差し指の先にある爪、その爪の根元にある生まれたばかりのタンパク質。爪半月と呼ばれるその部分と、コバルトな空に浮かぶ月を交互に見つめながら、立ち尽くしていた。 尻ポッケに収まっている三つ折りの財布の中では、青いインキで描かれた3人の夏目漱石が陰気に身を寄せ合って、舞台袖で出番を待つ役者のように緊張の糸をポロロンと奏でる。 時間がない。上限が定められていない有料駐車場。その料金支払い機の前で、私は立ち尽くしていた。爪半月と同様にニヒルに笑う月明かりの下で、私は左手を清算機、右手を尻ポッケに当て、アンディウォーホールが描く

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    suzunasu
    suzunasu 2016/07/30
    脱出できた?
  • 嫁に熱中症 - 孤高の凡人

    連日続く猛暑、蝉の鳴き声に重なるように別の蝉が鳴き、それが湿度と合わさってポリリズム。私は屋上の折半屋根上で、高反射、高遮熱の塗料による照り返しを浴び続け、ヘモグロビンが沸騰して頭が割れた。 蝉のセッションに社用車のアイドリングで参加し、クーラーをミンミンに効かせ後部座席で一斗缶に挟まれながら、養生していたのだけれど、頭のミンミンは少しも良くならない、良くならないどころか、まるでディストーションのエフェクターを踏んだように、更に激しさを増していった。 熱中症であった。 朦朧とした意識が高速道路のスピードについて来れずに後ろへ吹っ飛びそうになるのを、安全帯で繋ぎ、時折、意識ヨシ!と指差呼称する事で自身の頭に繫ぎとめながら、私は帰路に着いた。 家に着くと、案の定誰もおらず、私はううううううううと唸りながら、冷蔵庫に常備しているグリーンダカラを一気に飲み干して、冷蔵庫の前で、全ての関節を曲げ、う

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    suzunasu
    suzunasu 2016/07/29
    うちもそんなかんじだ。
  • 外で楽しむインドア - 孤高の凡人

    ここのところ来ならば隔週休みである筈の『土曜日』を奪われ、日曜日しか休みがない状態が続いている。日曜日が休みなだけマシじゃないかと、ブラックにお勤めの人々から石や生卵、火炎瓶が飛んできそうであるが、育メンの私に日曜日はない。夏休みに突入した娘、更に娘がずっと家にいることでストレスフルな嫁、彼女らが6日間溜めに溜めた『どっかいきたい』欲求が、私が6日間溜めに溜めたマッターホルンのような疲労の頂上に登り「やっほー!」と叫ぶので、私は鈴虫にすら劣る声でやっほと鳴くしかないのである。やっほやっほと泣くしかないのである。 日は夜勤の疲れが残り、疲労で風呂に入ることすらままならず、後頭部から室外犬のチャーミングな香りを放ちながら目を覚ました私に「川へ行って泳ぎたい」と、くりっくりのおめめでほざく彼女らを、ライトなバンに乗せ、BBQを楽しむDQNに毒づきながらハイウェイをランウェイ。川へと向かったの

    外で楽しむインドア - 孤高の凡人
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    suzunasu 2016/07/25
    めっちゃいい!コーヒー好きだから、混ぜて〜〜。
  • 仏門GO - 孤高の凡人

    2016 - 07 - 22 仏門GO 夏の暑い日差しの中、私は傾いていた。 その角度は生と死を隔てる絶妙な角度であり、私の命はグラム単位のバランスによって保たれていた。 右、左、どちらに動いてもゴローンして死ぬ。 死と隣り合わせの緊張感はから冷や汗が止まらず、私の背中はベトベトンになっていた。 私はコイキングを探していた。 私は2級河川の側道をライトなバンでGOしながら、川を見つめてコイキングを探していたのだ。 小学生時代から魚釣りを趣味とし、20年近く魚影を追い続けた私は、目が進化、流れの中を優雅に泳ぐ鯉、似鯉、鯰、黒鱒などを見つける事ができるようになった。 googleマップを使い、マイナーな川を辿る。 誰も来ないような川を見つけ出し、そこでゆっくりと糸を垂れるのが私の精神を癒す唯一の方法であった。 その日も私の下でカラカラガラガラと音を立てる、擦り減ったブリジストン。 夏の無邪気な

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    suzunasu 2016/07/23
    あの世へGOしないように気をつけねば笑
  • 殴るのに最適なギター!おすすめ7選! - 孤高の凡人

    会社や学校、その他様々な場所で理不尽な仕打ちを受け、腹わたが圧縮鍋で調理したボルシチのようにグツグツと煮えくり返り、むかつく。 今すぐあいつを金属的なもので殴りたい。と思いながらもグッと堪え、悶々とした気持ちで日々を過ごしている。 そんな人が多いのではないだろうか。 よくやっていると思う。頑張っていると思う。 世の中にはすぐにカッとなって、鋭利な刃物や、栄養のある葉もので、人を刺して殺してしまうような残忍な人が多々おられる中、あなたは我慢をしている。 殴りたい気持ちを抑えて、我慢をしているのだ。 握りしめたその拳から流れる血は、とても美しいと思う。 しかし、誰にだって我慢の限界はある。 そんな時は、殴ってみてはどうだろうか。 ゴルフクラブ、金属バット、灰皿、植木鉢。 世の中には様々な殴るグッズがある。 しかしあなたはずっと我慢をしてきた、とてもかっこいい人間だ。 運転席でクラクションに何度

    殴るのに最適なギター!おすすめ7選! - 孤高の凡人
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    suzunasu 2016/07/11
    なぐられたくにゃい。
  • 自由の槍 - 孤高の凡人

    2016 - 07 - 09 自由の槍 一昨日の晩、シャラシャラと鳴る笹に揺られ、沢山の人々の願いが空中に舞った。その中には『結婚出来ますように』『転職出来ますように』『はてブが沢山つきますように』など、様々な願いがあり、それらは酸素と混ざり、真っ赤な炎にすらなれず、ブスブスと鈍い音を立てて静かに土の上に落ちた。 私は建設業で働いている。 建設業といえば、『汚くて』『キモいから』『嫌い』と言われるような3Kであり、ママ友に教えたくない旦那の職業ランキングで常に上位に上がるような底辺の仕事である。 底辺、底辺、底辺と言っていると、なんて事を言うのだ、そんな事ない、とても素敵よ、と何も知らない人々が好き放題言ってくるが、私は当事者である。その渦中でくるくるワルツのリズムに合わせて回りながら発せられた叫びこそが『真実』なのであり、これこそが説得力なのである。 再度言おう、建設業は底辺であると。

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    suzunasu 2016/07/09
    やっぱりすごいなこの人。
  • Bluetoothヘッドセットはプラントロニクスがおすすめ - 孤高の凡人

    車を運転している際に電話をして、元々なかった注意力が更に散漫し、他の人が運転する車に突っ込む、他の人そのものに突っ込む、電柱に突っ込む、中央分離帯に突っ込む、ファミマに突っ込む、などあらゆる場所に突っ込んで、ごめんなさいな人がいる。 そのような悲惨なことが起きなかったとしても、警察に捕獲され、「してないしてないアラームが鳴っただけ」と見苦しい言い訳をするが、発信服歴を見られ、「しとるやんけ」と突っ込まれたりする。 結果、一万五千円と、限りなくゼロに近づいている点数を引かれ、嗚呼、こんなことになるならば、車を運転しなければよかった。車を買うんじゃなかった。そもそも免許なんて取らなければよかった。いや、もう生まれてこなければよかった。こんな自分は死ねばいいのに、死ねばいいのに、死ねばいいのに。とボソボソ言いながら、その一万五千円を取り返そうと、残りの何千円かでパチンコ、スロット、競馬、スマート

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    suzunasu 2016/07/09
    セブンしか近くにないわぁー。捨てに行かなきゃ。
  • 隣のトロトロ - 孤高の凡人

    浮気をしてはいけません。 両親からそのような事を教わった覚えはないし、かといって義務教育の9年間で教師から教わったという覚えもない。 おそらく皆様もそうだろう。 しかし我々は、「け、結婚してください」という呪文を唱えた瞬間、天空から見えない手錠が降ってきて、ガジャンと拘束され、生物学に反して一途に一人の女性を愛し、健やかなる時も、病める時も、共に障害を乗り越え、その生涯をおてて繋いでゴールする事を誓わされ、浮気はNG、ありえない。浮気をするような奴は地獄の業火に焼かれて死ね。と浮気をした途端に、クズと書かれた烙印をおでこにぺったーんと押されてしまい、人生を棒に振ることになる。 にもかかわらず、メディアは浮気浮気、来る日も来る日も浮気をしたカスを、さあみんなで叩こうぜと言わんばかりに報道している。 元朝娘の矢〇口さんはベッドの上でミニモニファ〇クだぴょん!と日の未来がウォウウォウしないこと

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    suzunasu 2016/07/01
    夏だししょうがないですよ笑
  • ブログを更新しなくっちゃ - 孤高の凡人

    ヘイヨーオ、ガッタガッタ このように日々撒き散らす俺の駄文 散文的な短文でシェアしてもらおうなんてマジどの身分 しかし聞いて欲しいのは俺の言い分 読んで欲しいのはこの文 このままいくと長文になるぜ多分 なにぶん読書なんてしない自分 しかし伝えたいのは今の気分 ブログを更新しなくっちゃ ブログを更新しなくっちゃ ブログを更新しなくっちゃ 夜勤の言い訳しなくっちゃ センスのないセンテンスに貼るアドセンス 札束で扇子作るなんて大口叩いて宣戦布告 でもうまい棒も買えず 時間だけが刻一刻と 遅れた声だけが響く それいっこく堂 土地勘ないから仕方なく走るのはこの国道 向かう現場は朝まで続く過酷度 この下らんshow その元凶は  国土交通省 ブログを更新しなくっちゃ ブログを更新しなくっちゃ ブログを更新しなくっちゃ 夜勤の言い訳しなくっちゃ 漆黒の闇の中行われるだろう作業 漆黒のような労働条件のこ

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    suzunasu 2016/06/30
    こういうの書きたい。笑
  • 子供の絵はSOSのサインです - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 28 子供の絵はSOSのサインです 幼少期、私はおじいちゃんっ子であった。 私の母は仕事をしていたわけではなく、はじめての孫である私を溺愛したおじいちゃんに対して、ダチョウ倶楽部のように、どうぞどうぞと、私を差し出していたようである。 今、子供が産まれ、一緒にカタツムリを育てたり、公園に行って砂遊びをするというような『育メン』ブロガーとして名を馳せる私に言わせてもらうと、上記のような私の親の行動は『育児放棄』に他ならず、絶対にやったらあかん育児リストに載ってもおかしくない愚行なのである。 以来私は、母性と野菜が不足してお肌と心がガサガサになり、それはニベアソフトで解消できずに、ささくれ立ったまま思春期に突撃した私は、セックスピストルズ、クラッシュ、ラモーンズ、ダムド、パティスミスなどの初期パンクという、『やさしさ』でその寂しさを埋め合わせるしかなくなってしまったので

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    suzunasu 2016/06/28
    毎回爆笑させられるんですけど笑
  • いつもの - 孤高の凡人

    午前4時、うなされながら私は目覚めた。 白米で構成されたボディの新婦が、頭が玉葱の子供達にその手を引かれ、ヴァージンロードを歩いてくる。 黒人の神父の前でふごふごと鼻息荒く待つ、新郎は頭が牛でミノタウルスのような姿をしている。 白米の新婦とミノタウルスの新郎が対面し、永遠の愛を誓う。刹那、眩い光が彼等を包み、次の瞬間二人は一体化して、『牛丼』へと姿を変えるのだ。 牛丼になった彼等は、頭が玉葱の子らを従え、ヴァージンロードを引き返す。 それを祝福するように、人々は大根おろしを天空に向かって拡散する。 その大根おろしを頭から浴び、とても不快な気持ちで牛丼が通過するのを待っていると、突然私の前で牛丼がストップし、「はい、いつもの。」と手に持ったポン酢を大根おろしが乗った頭に浴びせる。 ここでいつも目が覚めるのだ。 寝汗でびしょびしょになった頭を触り、匂いを嗅いでそれがポン酢でない事を確認して再び

    いつもの - 孤高の凡人
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    suzunasu 2016/06/27
    それ食べたこんない〜。たべにいこ〜
  • 竜宮城のコンパニオン - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 25 竜宮城のコンパニオン 私は『性欲』という概念が欠落している。 そんな事を赤裸々に語ってしまうと、「子供がいるというのに、なぜそのような嘘を付くのか。死んで詫びろムッツリスケベ!変態土方!」というブクマコメントが寄せられそうなので予め断っておくが、私のマイサンは、クララや、ジョーよりもゲットアップスタンダップせず、子供のようなおめめの私とは対照的で、悟りを開いたゴータマ・シッダールタのように、生い茂る菩提樹の木の下でゴロンと横たわり、ローソンのフランクフルト、いや、盛った。スーパーのシャウエッセンのように、いや、盛った。冷蔵庫のポークピッツのように謙虚に、私の右足と左足の真ん中でデザイナーズのインテリアように佇んでいるのだ。 それもこれも、ある出来事が原因であると私は考えている。 私は現在、建設業で働いている。 建設業と言えば、ド底辺にプライドの高さを掛けて、そ

    竜宮城のコンパニオン - 孤高の凡人
    suzunasu
    suzunasu 2016/06/25
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