ブックマーク / courrier.jp (9)

  • 日本と韓国の「非モテ」男たちが“反フェミニスト”になっていくワケ | 英誌が報じる「東アジアのインセル」

    韓国の若い男性たちの間で反フェミニズムが広がっていると、英誌「エコノミスト」が報じている。両国に共通しているのは、優秀な女性に対する反発、経済的見通しの暗さ、そしてネット上の煽りだという。 僕は「逆差別」の犠牲者 ソウル在住のシェフ、キム・ウソク(31)は、韓国社会における女性の地位に疑問を抱きながら育った。専業主婦の母親が気の毒でならず、自分はフェミニストなのだと思っていた。 だがこの数年でその考えは一変した。ネット上の一部の女性活動家たちが小さなペニスを嘲笑するなど、侮辱的な発言を目にしてショックを受けたのだ。 「男としての尊厳が攻撃されている気がしました」とキムは言う。2010年代以降、韓国社会は女性よりも男性を差別するようになったと彼は考えている。 キムには恋人がいるが、彼のような考えを持つ韓国人男性の多くは女性と付き合っていない。 先進国では男女間の意識の乖離が拡大しており

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    suzutaku7 2024/08/07
  • 社会学者ニコラス・クリスタキス 「単純なAIでも人は変貌してしまう」 | 実験で見てしまった“人の本質”

    『ブループリント』などの著者で知られる社会学者のニコラス・クリスタキスは、ネット社会が人間関係に及ぼす影響を研究している。 クリスタキスがいま懸念するのは、AIの存在で人は利他的にも利己的になり得ることを数々の研究が示唆している点だ──彼が英誌「エコノミスト」への寄稿で論じた「現在のAI議論に欠けているポイント」とは? AIが「人同士の対話」に与える影響 もし人々がバーチャルアシスタントに対して毎回、「すみません、アレクサ、もしお手数でなければ、今日の天気を教えていただけますか?」と卑屈に懇願しなくてはならないとしたら、そのようなサービスを利用したいと思う人は皆無だろう。 そのため、こうしたデバイスは「アレクサ、天気!」とぶっきらぼうな命令に答えるよう設計されているし、AIが従順に応じることを私たちは期待している。 それでも問題はないのだが、多感な年頃の子供のいる家庭に持ち込まれるとなれば

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    suzutaku7 2024/01/18
  • エドワード・ルトワック「中国の軍事力を強大だとするのは神話に過ぎない」 | 中国軍が抱える「深刻な問題」

    軍事史、軍事戦略研究、安全保障論を専門とし、『ルトワックの日改造論』や『中国4.0 暴発する中華帝国』などの著書で知られる戦略家のエドワード・ルトワックは、増加し続ける中国の国防費を真に受けるべきではないと語る。「その金額が示すほどには、実質的な軍事力を強化できていない」と彼が言い切る理由とは──。 米中の国防費を読み解く 中国最後の穏健派、前国務院総理の李克強が2023年の経済成長率の目標として5%を掲げ、さらなる市場の自由化を求めた翌日、習近平はこれに反応し、国防費を7.2%に引き上げると発表した。 これは習の一貫した攻撃的姿勢を示すものであり(ナンシー・ペロシの台湾訪問に対する反応として、一連の弾道ミサイルを発射したことは記憶に新しい)、中国が2049年までに世界の覇権を握るという党の公約にも通ずる。 とはいえ、この数字は現実には何を示しているのだろうか? 発表されているところでは

    エドワード・ルトワック「中国の軍事力を強大だとするのは神話に過ぎない」 | 中国軍が抱える「深刻な問題」
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    suzutaku7 2023/04/09
    客観的に強大じゃなくても自己評価的に強大だと勘違いしてたら侵略してくる可能性ありそう。最近も事例あるし。
  • 生き別れた一卵性双生児が40年後に再会——2人のIQや性格を調べてわかったこと | 米国と韓国に別れて育った2人の類似性は?

    一卵性の双子がよく似ているのは周知の事実だが、たいていは同じ環境を共有しているため、遺伝の影響だけを切り離して分析することが難しい。だが、韓国で起きたある悲劇が画期的な研究に繋がったと、英紙「テレグラフ」が報じている。 40年前に起きた悪夢 親なら誰でも共感できるゾッとするようなシナリオの一つが、幼児が混雑した市場で迷子になるというものだ。1976年、この悪夢は韓国のある家族にとって現実のものとなった。そして40年後、この事件はある画期的な研究報告の核となる。 1976年、一卵性双生児の2歳の女の子のうちの一人が、祖母と一緒にソウル郊外の市場へ出かけたきり二度と戻ってこなかった。 行方不明になってからの数週間、両親はチラシを配ったり、行方不明者の情報を募る地元のテレビ局の番組に出演したりと、必死で娘を探そうとした。だが身元不明のまま施設に保護された女の子は、その時すでに別の家庭に引き取られ

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    suzutaku7 2023/02/02
  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

    ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
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    suzutaku7 2022/06/12
  • どこでもできる効果抜群の究極エクササイズ「スクワット」を極めよう | 正しい姿勢をイラストで学ぶ

    スクワットといえば、どこでも簡単にできるエクササイズである。その高い効果と正しいやり方を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」がイラストつきで解説している。 いまこの瞬間にも大半の人に可能なのに、おそらくほとんどの人がやっていない筋力トレーニングは何だろうか? 一定数の運動科学者やエクササイズに関する最新研究にあたると、その答えは「スクワット」が最多となるはずだ。 「下半身の筋力と柔軟性を高めるには、おそらくこれ以上の運動はないでしょう」と、ノースダコタ州立大学のバイオメカニクス教授でレジスタンス運動を研究しているブライアン・クリステンセンは言う。 スクワットの効果は下半身にとどまらない。「実際には全身運動なんです」と、マグリンゲンにあるスイス連邦スポーツ研究所のパフォーマンス・スポーツ部門のディレクター、シルビオ・レネ・ロレンツェッティは言う。「体幹の安定性を必要とし、背中を鍛えてくれます」

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    suzutaku7 2022/04/11
  • バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック

    『夜のなかでは血すらも黒い』(未邦訳) デイビッド・ディオプ フランス人作家による小説英語に翻訳され、イギリスで出版された最も優れたフィクション作品に贈られる「国際ブッカー賞」受賞作。第一次世界大戦でフランス軍としてドイツと戦ったセネガル人の兵士、アルファとマデンバは助け合いながら戦い続けるが、ある日、マデンバは重傷を負い、亡くなってしまう。1人残されたアルファは孤独に苛まれるものの戦いにのめり込み、やがて暴力と死を求めるようになる。 『ビッグ・ナンバーの地で』(未邦訳) テ・ピン・チェン 2014年から2018年まで米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に所属し、中国特派員として活動していたジャーナリストによる小説。とある兄弟がテレビゲームで競い合うなか、妹は地下室で共産党政府の暗部を暴露する。政府のコールセンターで働く女性はある日、自分が話している相手がかつての恋人であることに気づ

    バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック
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    suzutaku7 2021/07/14
  • 新型コロナ“強硬対策”を取らないスウェーデン「国民の責任感と自制心」が鍵 | 凶と出るか、吉と出るか

    世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が報じられるなか、連休に花見をする多くの日人の姿が報道され「なぜ、日だけ……?」と、各国から疑問の声があがった。北欧にも「なぜ?」と言われる国がある。スウェーデンだ。周辺諸国が厳しい制限措置を取るなか、ここは“ゆるい”。 どの対策が正しいのか、今の時点ではわからない。さらに、この方法が取られているのは政府と国民の圧倒的な信頼関係があるからこそ──。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が伝えた。 新型コロナウイルスがスカンジナビア諸国に広がり始めたとき、ノルウェーとデンマークは感染拡大をい止めるために、緊急措置として国境を越えた行き来を大規模に制限した。しかし、隣国のスウェーデンの国境は開いたままだ。 また、ノルウェーとデンマークは、国境のほかにも、レストランやスキー場を閉じて、すべての学校を3月いっぱい休校とした。かたやスウェーデンの高校と大学は休校だが

    新型コロナ“強硬対策”を取らないスウェーデン「国民の責任感と自制心」が鍵 | 凶と出るか、吉と出るか
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    suzutaku7 2020/04/01
  • トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと

    世界全体で売上部数250万部を超えた異例の経済書『21世紀の資』が映画となって3月20日から日で公開される。原作者のトマ・ピケティが映画公開に先立ってパリで催された試写会・トークイベントに登場し、新型コロナウイルスや中国における検閲、米国の政治状況について語った。 分厚いを読まない人にも格差について知ってほしい 行列に並んで店に入ったものの、買いたかった商品は棚にない。マスクや消毒用アルコール、トイレットペーパーのことではない。店の棚はほぼ空っぽ。べられそうにない悪臭のする肉などが売られているだけだ──。 映画版『21世紀の資』は、共産主義体制が崩壊した東側諸国のそんな悲惨な光景から始まる。原作者のトマ・ピケティは学生時代に、そんな東側諸国を旅して、内側からその惨状を見たと映画で語る。 「共産主義の欺瞞が白日のもとに晒され、資主義が支持されることになりました。ただ、問題はそれが

    トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと
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    suzutaku7 2020/03/21
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