November 14, 201218:29 カテゴリ Kindle store オープンで考えたこと (下) マスコミュニケーションと個人同士のつながりのマーブル さて、日本で Kindle direct publishing が始まったとたん、知り合いがKindleで本を出版したという話が舞い込んで来た。しかもこの一週間ほどで複数! みんな早いな。ずっとこの日のために準備してたのだろうか?それともKDPが始まってからの短い期間でさらっと作っちゃったの? ■ 知り合いの書いた本の一つは、作者をとりまくさまざまな日常のオールスター出演のような小説だった。序盤のうちはあちらこちらに気まぐれに配置されたかに見えたチェスの駒が、最後のチェックメイトの瞬間に一気に繋がってつじつまがあうような、そんな構造になっているようだった。作者のバックグラウンドをよく知っていると、それらの個別のディテールがビビ