最近(リアルの)仲間内で、結婚する人やそうでなくても結婚願望を募らせる人が多い。そういう年齢になったのだろう。 私はとっくに結婚してすでに子供もいるという、仲間内ではかなり先行した立場なので、結婚について尋ねられることも増えてきた、というか尋ねられこそしなくとも、上から目線で語れるチャンスというのは確実に増えていることを実感する。 ただ冷静に振り返ると、そういうチャンスを活かして的確な自分語りや啓蒙や煽りができていたかというと、考えがまとまらないばっかりにチャンスを逃していたような気もするので、結婚4年目にして、いちど自分なりの結婚観をまとめてみたい。 これから結婚をお考えの人や、若造が結婚を語るなという諸先輩方も是非。 結婚とは家庭という社会をつくるための制度である。 なにやら大げさな話から入るが、最初だけなので勘弁してくれ。 結婚という制度の必要性はなにか。ひとつには、「子供の母親の夫