記事一覧 敦賀市議会が原発推進意見書可決 もんじゅ研究継続など (2011年12月22日午後6時55分) 福井県の敦賀市会は22日の本会議で、高速増殖炉「もんじゅ」の研究継続や日本原電敦賀原発3、4号機増設計画の本格着工など原子力政策の堅持を求める意見書を賛成多数で可決した。東京電力福島第1原発事故後、県内の地方議会で原発推進の意見書を可決したのは高浜町会に続き2例目となる。 政府は原子力・エネルギー政策の見直しを進め、来年夏ごろに結論を出す方針。脱原発依存を表明している野田佳彦首相は「新増設は困難」との考えを示し、もんじゅも抜本的な見直しを求められている中で、立地自治体としての強い危機感を示した形だ。 本会議では敦賀商工会議所が提出していた原子力政策の堅持を求める請願を賛成多数で採択。討論で3人が反対意見を述べ、今大地晴美議員(無所属)は「福島で何が起きているのか(考えるべきだ)。非