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ミドリムシが世界を救う? そんな時代がやって来るかもしれない:仕事をしたら“ミドリムシ”が増えた(前編)(1/6 ページ) 「ミドリムシ」と聞いて、どんなことを想像するだろうか? 知らない人の中には「青虫じゃないの?」「ミトコンドリアのようなもの?」と答えるかもしれない。残念ながら、いずれも答えは「否」だ。 ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の体長は0.1ミリ以下で、藻の一種である単細胞生物。植物と動物の間の生き物なので、両方の栄養素を作り出すことができるのだ。栄養素の数は、なんと59種類にも及ぶ。それだけでなく、体内に二酸化炭素を取り入れ、太陽のエネルギーから光合成を行うことができたり、体内に蓄えた油を使って飛行機の燃料として使えるかもしれないのだ。 「食料、栄養、地球温暖化、エネルギー。これらの問題は『ミドリムシ』が解決する」――こう語るのは、昨年12月に東証マザーズに上場したユーグレナの
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