世の中は、にわかに炎上発言ブームです。 猪瀬都知事の「イスラム世界はケンカばかり」や、麻生副総理の「中国とスムーズに行った歴史はない」。橋下維新の会共同代表の一連の風俗や従軍慰安婦にからむ発言。西村眞悟衆院議員は「韓国人女性は売春行為をしている」と言い、ネットでは、『五体不満足』で知られる車いすの元スポーツライター乙武洋匡氏が車いすを理由に飲食店に入店拒否された経験をツイートして騒動に。 私は、PRやコミュニケーションのアドバイザーとして、日頃から個性の強い経営者や、発言で注目を集める人物などと多く関わっています。そのため半ば必然的に、暴言や失言とも付き合ってきました。 それぞれ性質も立場も違う発言ですので、発言自体を一律に論じることはできませんし、どこがまずかった、どう言えば良かった、この先どうするのが良いかは、またそれぞれです。 ただ、発言で騒動を起こしやすい人や場面の「近くにいる時」
