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thoughtに関するswimincloudsのブックマーク (29)

  • 呉智英「つぎはぎ仏教入門」書評 シャカのことばだけが仏教の本義|好書好日

    つぎはぎ仏教入門 [著]呉智英 現代日では「一般教養」の枠からこぼれてしまった仏教の現状を憂えて書かれた入門書。知識人の役割を重視する著者の立場は明快だ。覚者シャカのことばだけが仏教の義。その厳しい教え、高い思索性は門外漢をもうならせる。なのに、主流派仏教は大衆への浸透を意識するあまり、後世まとめられた経典に依拠し時流に合う解釈を積み重ねてぐずぐずになっていった——。 エッセンスをつないだ作りが分かりやすく、かえって根源に触れる。特に「鎌倉新仏教」の各宗派を論じた部分は刺激がいっぱい。阿弥陀信仰は「救い」に重点を置くところにキリスト教の影響が見え、禅宗の「無」の重視や逆説好みは、そのまんま荘子思想だという。 ◇ 筑摩書房・1470円

    呉智英「つぎはぎ仏教入門」書評 シャカのことばだけが仏教の本義|好書好日
  • 『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 吉田 典生 | 考えるための書評集

    できる人というのはなにをもってできるのかという基準が明確でないから、なにか抽象的でばくぜんとしたものになりがちだ。できる人というのを身近に見ないとできる人の明確なイメージももてない。どういう人ができるのかというのか、まずは明確化が必要なんだろう。でもできるとできないを二分できるほど、仕事や人間を単純で切り分けられるほど愚かな評価はないと前提からわたしは蹴ってしまうのだが。 このはできる人ができない人をできるように育てられない理由を探っていて、できる人とできる人の違いもうきぼりにしてて、あんがいよかったほうの部類に入るではないかと思う。できる人ができるようになった理由、できない人ができない理由を探っていて、そこが大事なのかもしれない。 なお著者の吉田典生氏はtwitterで就活や転職に役立つ方法をつぶやいていて、たいへんに参考になる言葉を無料で聞かせてもらって感謝している。だからお返し

  • 「大企業に入社して損をする生き方」を選ばせているのは誰か。/人生の教科書としての物語 - デマこい!

    ※この記事は移転先のブログ「デマこい!」に転載済みです。 最近見つけたこのエントリーがとても興味深かった。 英雄とは“あなた”のことだ 『千の顔をもつ英雄』 -あおぎみれば、空 http://d.hatena.ne.jp/chigui/20110319/1300464019 記事の後半はかなり専門的な内容になってしまうけれど、導入部分は必読。 “いま日で生きている人には、人生という大きな枠で考えたときにいま自分がどの辺りにいるのか、照らし合わせてみることのできるような“物語”が足りないんじゃないか” ――この指摘には大いに納得させられた。 マンガ家や芸能人などの職業に憧れる人は多い。それらの職業がきらびやかだというだけではなく、どうやってその職種に就いたのか(自伝などで)知られているからだ。その職業で大成するまでの道筋が明かされているので、自分が人生におけるどのあたりのステージにいるのか

    「大企業に入社して損をする生き方」を選ばせているのは誰か。/人生の教科書としての物語 - デマこい!
  • 感情表現について - 内田樹の研究室

    海江田経産相が国会で落涙したことについて、週刊現代から電話取材を受けた。 「どう思いますか?」と訊かれたので、こんなふうに答えた。 どうして「そういうこと」が起きるのか。 理由は二つ考えられる。 一つは「感情表現が抑制できない人が増えている」という解釈。 一つは「感情表現について抑制的である必要はない」という考え方が広く定着したという解釈。 たぶん、その両方の理由によるものだと思う。 感情は自分の内面に根拠をもっていると私たちは思いがちだが、ほんとうはそうではない。 脳科学が教えるところによれば、私たちは感情を外部にあるものの模倣を通じて学習するのである。 ミラーニューロンの働きについてはこれまでも何度も書いてきた。 他人がある動作をしているときに、それを見ているものの脳内ではそれと同じ動作を指示するニューロンが発動する。 ミラーニューロンは、行為をするときにも、知覚するときにも動くのであ

  • 終風日報編集後記 「自分に無理のない生き方」から今の日本 - finalventの日記

    はてなでは有名だがphaさんの「世間のルールに背を向けろ」というエントリが掲載されていた。NHK「オトナへのトビラ」第4夜8月4日正午に出演したらしい。それに合わせた感想が書かれている。読むに、ああ、これは若い人を魅惑するだろうなと思った。▼人には適性というものがあり、「世間で一般的なルールに従わなくても、なんとか死なずに生きてて、たまに何か楽しいことがあればそれでいいんじゃないの」という話だ。さらに「僕ももう32でおっさんなので年長者ぶって若い人に言いたいことがあるとすれば「無理をしない」「悪い場所からは早めに逃げろ」ってことかなあ。」▼結果的にいうなら私の生き方とphaさんの生き方にあまり差はなく、意見の差もない。ただ、これは自分もそうなのだが、誤解されるだろうなとも思うが、こうしたことはすべて結果論だということだ。人が生きていたらそうなったというだけのことなのである。その意味で、いろ

    終風日報編集後記 「自分に無理のない生き方」から今の日本 - finalventの日記
  • 老子の言葉に学ぶ「タオ(道)の生き方」 ― 気苦労ナシで自分らしく成功する : earth in us.

    老子の言葉に学ぶ「タオ(道)の生き方」 ― 気苦労ナシで自分らしく成功する http://www.earthinus.com/2011/07/tao.html

  • 無職の才能 - phaの日記

    僕が住んでいるギークハウス東日橋の居間には平日の昼間でも大抵何人かの人間がいる。住人やよく遊びに来る人に、無職や、働いている人でも時間が自由に使える人が多いせいなのだが、結局平日昼間に暇な人の溜まり場のようになっていて毎日誰かしらがやって来てはうだうだとどうでもいい話をしたりゲームをしたりして遊んでいる。そんな木曜の午後にこないだ話していたのは「無職やるのにも向いてる人と向いてない人がいるよね」ということだ。具体的には「お金をそんなに使わずに時間を潰すことができるかどうか」というようなことなんだけど。 例えばここ数ヶ月、僕は豊井(無職・20歳)とPS2で「サムライスピリッツ天草降臨」「Capcom VS SNK2」「King of Fighters 2002」などの古い格闘ゲームで対戦ばっかりしていたんだけど、これらは全てゲーム屋で500円とか1000円くらいで買えるものだ。1000円な

    無職の才能 - phaの日記
  • 【第49回】人間嫌いな性格を無理に直さなくていい:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回に引き続き、「人間が苦手」という人のメンテナンス術を見ていきます。 私がこの連載コラムを始めたのは、私自身が人間関係が苦手だったということも大きな理由です。 若い時からそういう自分に気がついていたのですが、「そんな自分を認めてしまったら、終わりだ!」と思っていましたし、「そうは言っても、もしかしたら得意かもしれない」とも思いたかったので、わざわざ人と関わるマスコミ業界に就職し、それどころか自分で会社まで作ってしまいました。 しかし20年近く働いて分かったことは、「自分が当に苦手なことは、なかなか克服できないものだな」ということです。 そして、「人間関係が苦手な自分を否定してしまうと、かえってよくない」「そういう自分を直そうとしても無理が

    【第49回】人間嫌いな性格を無理に直さなくていい:日経ビジネスオンライン
  • 人たすけたらわがみたすかるー森田療法と日本の新宗教ー - 熊田一雄の日記

    私は、自律神経失調症の中の不安神経症という病気になりました。二十四時間、全身のしびれやひどい頭痛に悩まされ、一時は命を絶つことすら考えました。しかし、わが子のことを思うと踏み切れず、生きること自体がつらい毎日でした。 そんなとき、天理教のパンフレットが自宅のポストに入っていました。そこには、「人たすけたらわがみたすかる」という言葉が書いてあったのです。たすかるかもしれないと、すがる思いで記載の教会に電話をかけました。 以後、教会の方々が毎日のように訪ねてきてくださいました。まだ心の病に対する世間の理解の乏しいころでしたが、皆さんは親身に話を聴いてくださいました。私はそのうち自分から教会へ足を運ぶようになりました。 それから二、三年経ったころ、家族関係に悩む姪から相談を受けました。姪は、初めて参拝した教会で勧められて、修養科(熊田註;天理教の修行コース)に入ってくれました。 教会の御用をつと

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