今や北朝鮮による日本人拉致という事件は当然のように語られていますが、実はそれは2002年に金正日が拉致を認めて謝罪したから。それ以前は信じられない状況だったことを振り返って、現在の在日朝鮮人や反差別人権活動に継承を鳴らしておきたい。 ・「北朝鮮による拉致」はタブーであった ・メディアが拉致「疑惑」(当時は疑惑)を報じると在日朝鮮人から組織的な抗議活動が発生した(「差別をやめろ!」「共和国に対する誹謗中傷をするな!」など) ・北朝鮮による拉致を語ると右翼と罵られた ・朝鮮学校では「拉致は嘘だ」と教えていた ・拉致どころか「北朝鮮」と報道することすらできなかった。在日朝鮮人からの抗議を恐れて「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」と正式名称までセットで言及するのが常であった ・「拉致は右翼による捏造だ」とオフィシャルHPに掲載する政党(社会党)が存在した ・政治家に家族の拉致を相談したら北朝鮮に通報