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ブックマーク / www.outdoorfoodgathering.jp (6)

  • 強毒植物「ヒガンバナ」でタピオカを作ってみた

    秋の風物詩のひとつであるヒガンバナは、秋の花見の対象にもなる真っ赤な花が有名ですが、野界隈では強い毒をもつ危険植物として扱われることが多いです。 ヒガンバナには花と葉が別々に発生するという特徴があり、葉だけの時期はノビルやニラなどネギ類の山菜と微妙に似ているので、しばし誤事故が起こります。 見た目の違いもさることながら、ヒガンバナはネギのような欲の出る香りがなく、青臭くて不快な臭いがするのですぐに違うとわかるのですが…… ヒガンバナの毒はリコリンなど数種類の成分からなり、園芸植物のなかではかなり強く、時に呼吸困難で死に至ることもあります。 古くから知られた毒草で、そのため墓地の周囲などに植えられて死体を荒らす動物たちを防ぐのにも使われました。(効果があったかはわからないけど) 綺麗な赤はあまりの鮮やかさから辛気くさいものにもとられ、華やかさと後ろ暗さの同居する花として様々なモチーフと

    強毒植物「ヒガンバナ」でタピオカを作ってみた
  • ミドリガメは「コンロで丸焼き」にするだけで十分美味しい

    先日、ついに我らが鉄腕DASH「グリル厄介」のコーナーでミドリガメが取り上げられるという快挙が達成されました。 ミドリガメことミシシッピアカミミガメは、いま日で最も問題になりつつある外来生物。その圧倒的繁殖力と環境適応力で在来カメの生息域を圧迫し、また貴重な在来生物を害しています。「日の侵略的外来種ワースト100」にも選定されており、そんなものをペットとして飼うのはどうなのか? という議論も起こっています。 飼育されていたものが自然環境下に逸出して定着し、いまや日に生息するカメの9割以上がミドリガメと呼ばれるもの(アカミミガメ類やヌマガメ類)だと考えられ、各地で慌てて駆除が行われています。 その割にペットとしてはまだ人気があることもあり、駆除や用の話をすると現状把握のできない方々から殺意を込めたメッセージを頂戴することもしばしばです。そんな中、国民的番組で「ミドリガメは有害な外来

    ミドリガメは「コンロで丸焼き」にするだけで十分美味しい
  • あの「芋粥」をできるだけリアルな味に再現してみた

    芥川龍之介の小説に「芋粥」ってあるじゃないですか。 「一生で一度でいいから芋粥を腹いっぱいべたいと言っていた平安時代の小役人が、いざ大量の芋粥を目の前にすると欲なくしちゃいましたーめでたしめでたし」っていう、読後モヤモヤしがちな芥川小説の中でも屈指のモヤモヤを誇るあれ(←国文科出身者とは思えない雑な説明) あの芋粥、「芋の入った粥」だと思ってる人多いんじゃないでしょうか? さいころカットのサツマイモが入ったお粥的なね。 じつはね、違うんですよ。芋は芋でもヤマノイモ(自然薯)を、コメは使わずに「甘葛(あまずら)」という平安時代のシロップ(厳密にいうとその原料となる「みせん」という液)で煮る、という純粋なデザートです。 知らなかったでしょ? ぼくも先週まで知らなかったんですよ(ドヤァ) なんで唐突に芋粥の話をしたのかというと、先日ぼくのところに自然薯が届いたからです。 送ってくださったの

    あの「芋粥」をできるだけリアルな味に再現してみた
  • シカの枯節が偶然できちゃったので食べてみたら旨味がやばかった

    ★☆★☆★☆Youtuberはじめました★☆★☆★☆ どんどん公開していきますので、チャンネル登録をお願いします。。 2020.4.23最新動画→#2 ウツボで鶏のタタキ!?~付け合わせ野草調達編~ 2020.4.25修正 ゆぞくさんと二人で記憶を辿っていった結果、この記事の肉はイノシシではなくシカ(!)だったということが判明しました……ということでタイトルを修正します。申し訳ありません。 ジビエ肉についてもっと勉強いたします。 外出自粛に伴い買いだめをする機会が多くなってきたので、一度うちの大きな冷凍庫の整理をしようと思い、内容物の棚卸をすることにしました。 すると、一番底から謎の巨大なビニール袋が登場。 なんぞこれ…… ……開けてみると、アスガルドの神々がロキをぶん殴るのに使いそうな塊が出てきました……これ、なんだっけ…… ……あ! 鹿枯節、すごくいいそういえば昨年、ゆぞくさんからイノ

    シカの枯節が偶然できちゃったので食べてみたら旨味がやばかった
  • 自作塩筋子のうまさを知ると、イクラの醤油漬けを食べても満足できない体になり、後悔します。

    〇●〇●〇「僕は君を太らせたい!」第2集発売記念トークイベントやります!〇●〇●〇 『僕は君を太らせたい!』第2巻刊行記念トーク!~野のハナシ2~ 3/29(金)19:30~  阿佐ヶ谷ロフトAにて開催!! 詳しくは↑... オスメス1匹ずつ、水揚げ直後即冷凍→発送のコンボであり新鮮そのもの。 もちろんメスの方には今がシーズンの ハラコがたっぷり入っていました。全くこれは……まさに……見る……麻薬ッ! 茸家も一般的な日人世帯同様、年に2トンほどイクラを消費します。 そのため今回のハラコも、ありがたくイクラ(醤油漬け)に仕込もうかなと思っていた、その時のこと。 偶然見かけた借金玉さんのツイートに、非常に興味深い文字列が並んでいるのを発見。 鮭の卵が半額になってたら温塩水で丁寧に処理してイクラ、バチバチに鮮度いいのを見つけたら血だけを極力水に触れさせないように除いて塩筋子がオススメです

    自作塩筋子のうまさを知ると、イクラの醤油漬けを食べても満足できない体になり、後悔します。
  • 野食ハンマープライス

    先日、DMにて気になるタレコミをいただきました。 メールのタイトルは「ムラサキガイ(ムラサキイガイではありません)の件」というもの。なんでも「人工海浜で潮干狩りしてたらムラサキガイがめちゃくちゃ採れて、目当てのハマグリが採れないから困って...

    野食ハンマープライス
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