首都の治安を守る警視庁のなかで、殺人や誘拐といった凶悪事件の捜査を担当する捜査1課のトップに釣(つり)宏志・鑑識課長(55)が16日付で就任する。大手スーパーから転職し、一線の捜査員の経験がないという異色の経歴の持ち主が、個性の強い400人の職能集団を束ねる。 「被害者の痛みを我がことと受け止め、迅速な解決を目指す。(世田谷一家殺害など未解決事件には)新たな技術、手法があれば果敢に挑戦したい」。13日に警視庁本部であった就任記者会見で抱負を語った。 警視庁では、人事や企画畑を中心に歩んだ。現場の刑事だったことはない。歴代の捜査1課長の多くが管理官や理事官といった1課の幹部ポストを経験するなかで、課に配属されること自体も初めてだ。 東京生まれだが、祖父の代まで… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読
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