視点は間違っていないが、分析が少し足りないと思う。 http://facta.co.jp/article/200703060.html ここに浮かぶのは「格差社会」ではないのか。PCが操作性や安定性からみて未熟な製品であることは事実だが、ホワイトカラーは当分、PCインフラに依存しなければ仕事ができない。しかしブルーカラー、あるいはフリーターは必ずしもPCを必要としない。ノートブックで十数万、デスクトップで最低7〜8万円するPCを買うカネも時間も置く場所もないのだ。彼らが20代の「PC音痴ネットユーザー」である親指族の正体なのである。 むしろ逆で、場合によっては「可処分所得の低い人ほどPCを利用する」傾向すらありうるのではないか。 日本の携帯電話が「ガラパゴス症候群」に陥っていることはあちこちで指摘されている。その結果、日本の携帯電話の価格は世界水準から比べて上昇した。現状はキャリアの報奨金