高速道路の休憩所SA・PAがブームだ。関連ガイド本の出版をはじめ、テレビのSA・PA特集もよく見かけるようになった。 なんでも最近では、趣向を凝らしたSA・PAグルメが味わえるほか、レジャー施設としての機能も補完。単に休憩するだけのスポットから、積極的に楽しむ場所へと進化を遂げているという。 じつに楽しそうだが、車を持っていない者にとってはまったく無縁の場所だ。僕自身も車がないためSA・PAに行けず、寂しい思いを抱えているひとりである。SA・PA巡りなど所詮エグゼクティブのレジャーではないかと愚痴りたくもなる。 しかし、車がなくても楽しめる休憩所を僕は見つけた。それは公園内の休憩所「パークス」である。都内数箇所のパークスを巡り、SA・PAグルメならぬパークスグルメを堪能してきた。 (榎並 紀行) 公園版のSA・PAと思ってください 「パークス」は、わりかし規模の大きい東京の都市公園内に設置