山手線、巣鴨〜新宿間の15分で読破。渋谷に着く前に読み終わった俺のリアル。 松涛で私生児として生まれ、幼少時から渋谷の街を根城にし、初期チーマーで喧嘩三昧、17歳で渡米し、アメリカからヒップホップを持ち帰った男の自伝がこんなにつまらなくていいの? っていう本でした。 一番おもしろかったのは、あとがきで本人が自分で書いてないのを明言してるところ。奴のライムはすべてがリアル。ここはマジはんぱねえと思った。さすがラッパー嘘付かない。 あと、シャインさんがアメリカにかぶれたのは父親がシベリア抑留されたからだというエピソードもちょっとおもしろかった。 本全体の大体半分は渋谷とシャインさんの写真集で、さらに宮台センセらによる渋谷論付き。 オススメ! 渋谷のドン 作者: K ダブ シャイン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: