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ブックマーク / gotanda6.hatenadiary.org (16)

  • きむとサブカルとビレバン - 【B面】犬にかぶらせろ!

    ビレッジバンカードも気がつけば、ずいぶんと変わってしまったという話を。 ちょっと前にツイッターでつぶやいたのですが、あまり賛同してもらえなかったので。 ビレッジバンガード=サブカル屋 という認識は、僕の中ではもう3年くらい前から崩れています。 まず基礎的なところ。ビレバンは不況の書店業界の中で、唯一店舗数と売り上げが右肩上がりの新刊書店ですが、売り上げに占める書籍の割合は、すでに「13.5%にまで低下してしまった」とのこと。 詳しくはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20091012#p1 さて、ここ数年、ビレバンの新規出店の多くは、地方のショッピングモールです。 東京住んでいるとビレバンって下北や自由が丘にある個性的な屋のイメージがあるかもしれません。CDコーナーなどにいくと、誰が買うのかというようなP-FUNK系のCDの特集棚が作られてたり

    きむとサブカルとビレバン - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • タモリのサラ金CM - 【B面】犬にかぶらせろ!

    改正貸金業法の影響で、サラ金もかなり経営が苦しくなったということは旧商工ファンドの破綻などからもわかる。この影響で、サラ金の審査が厳しくなり、ジャンキーなパチンコのお客さんたちがお金を借りられなくなり、それでパチンコ屋がどんどんつぶれている。この辺界隈が連鎖的に破綻しかかってる感じ。 サラ金としては、これまでお客様として考えてきた層(つまりお金を借りてまでパチンコにつぎ込むような、上品な人たち)にはもうお金が貸せなくなったから、違うCMを作って異なる層を開拓しなくちゃいけなくなっているわけだ。 こうしたサラ金の変化は、タモリと同様、僕の好きな山田優が最近レイクのCMに出るようになったことからもわかる。 タモリや山田優がタレントとしてのイメージに無頓着でサラ金のCMに出たわけでもなければ、彼らの価値が下がったわけでもない。サラ金の側のビジネスが変わって(というか変わらざるを得なくなって)、C

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  • 『Number』最新号 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    のコラムで見つけたナイスなフレーズ 「そういえば、セカンドライフというものが流行っている」by 辻仁成

    『Number』最新号 - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • 一億総エグザイル化社会 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    エグザイルの今回の増員は第一期でしかなく、今後は劇団エグザイルの常設化を見込んだ大増員も待っている。 そして、さらなる第三期の大型増員として、国の雇用対策を兼ねた増員計画を提案したいところ。 この不況下の雇用不安は、派遣切り程度ではおさまらず、今後も拡大するのは間違いない。まずは雇用対策として、エグザイルの国有化を進め、プレカリアート層をまとめてエグザイルのメンバーに加入させるという、ワークシェアリングの観点からも正しい政策を展開すべきである。 エグザイルの昨年のCDの総売上は約108億円。仮に10パーセントがメンバーの取り分としても10億。さらに、「月刊エグザイル」やDVD、ライブ、有料ファンサイトの収益を入れると、その数倍にはなる。 雇用対策資金としては心許ないが、経営の多角化こそが単なるセイフティネットではないこの政策の肝だ。 媒体も月刊誌だけでなく、「週刊エグザイル」「週刊少年エグ

    一億総エグザイル化社会 - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • 『自分探しが止まらない』増刷決定 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    自分探しが止まらない (SB新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 22人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (306件) を見る人生初増刷です。 おかげさまでというか、このはネット上ではいろいろなブログで取り上げられ、話題になったと言っていいと思うんだけど、実際には売れてはいなかった。 だけど会う人たちの多くに「新しい、売れてるんだって?」と訊かれるのはほんとつらかった。あと、売れてるという前提でくさすブログとかも結構あった。売れてないっつーの。 新聞の書評ならいざ知らず、ネットで話題になっても、その程度では実書店には届かない*1。単なるたくさんある新書の一タイトルに過ぎず、今どき新刊として入荷され、店頭から捌けたからといって、追加注文などしてくれはしない。 早々に書店の棚から消えたせいもあってか

    swmpd056
    swmpd056 2008/12/23
    この本は面白いよ
  • 小室哲哉の名言「今年はレイヴが来る」を振り返る - 【B面】犬にかぶらせろ!

    小室哲哉と言えば「今年はレイヴが来る」という名言が印象的だ。この名言はオールナイトニッポンで電気GROOVEが取り上げて、ネタにしたところから広まったはず。これが電気の嘲笑の標的になったのは、相当に時期外れというか、今さら感があったからだった。小室哲哉が逮捕されて、まあ、華原朋美やT.UTUやら木根にコメントを取りに行くのはよくわかるが、音楽ジャーナリズムなら電気GROOVEの二人に聞きにいくべきだ。 「今年はレイヴが来る」と言った小室が結成したのが、trf(tetsuya komuro`s rave factory)だった。そのネーミング、プロデューサーを軸として歌わないメンバーを含むユニット構成など、小室がやりたかったのは、C+C Music Factoryだったはず。C+Cは、90年に「エヴリバディ・ダンス・ナウ」で大ヒットしたダンスミュージックユニット。当時のスノッブな音楽ファンに

    小室哲哉の名言「今年はレイヴが来る」を振り返る - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • インタビューのまとめは新聞記者の技術に学べ - 【B面】犬にかぶらせろ!

    ダメなインタビュー記事の例(E.L.H. Electric Lover Hinagiku) たいていのひとはこのときのタモリほどに理路整然と喋る才を持ち合わせていないので、そのまま載せても意味がなかなか取れない冗長な会話にしかならない。インタビュアーは、インタビューイの意図するところを変えずに、書き起こしたテクストに手を加えていくのである。 僕もインタビューの起こしはよくやるんですが、なるべくその人の口調のまま使おうと心がけます。しかし、それではダメなんですね。いかに削るかが技術ということになります。 そういうインタビューの再構成の技術というのは、新聞記者が圧倒的に抜きん出ています。僕が、ケータイ小説の国語力についてのインタビューを受けた際に感動した経験をここに公開します。 記者と僕の間の会話っていうのは、大体こんな感じ。 記者 ケータイ小説の国語力は下がっているんでしょうか? 僕 多くの

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  • もう専業ライターという職業は成り立たなくなる、もしくは「石田衣良化」について - 【B面】犬にかぶらせろ!

    モエリロンさんの、「ブログとライターの違い」について思ったこと。 私がブログあがりのライターであるために、「(紙媒体ではなくても)ブログで読めばいいじゃん」という批判は想定の範囲内*1でしたが、とうとう編集者の方にまで、「紙媒体とネットの違いは何か」という趣旨のことを言われてしまったので、ブロガーとライターの差異化は今後の課題になりました。 たしかに現時点ではブログで喰えそうな感じはしないのですが、ブログ開始からここまでが確率的に結構狭い道のりだったので、ここからプロのブロガーになるのも夢ではないような気がしています。甘いかな。 ブロガーとライターの違い『萌え理論blog』 あと、もいっこ、ある意味この辺の話題の発端でもある有村さんのこれにも。 * プロのライターであるお前がまずブログをやめろよ 実際に、これを規範としているライターは存在する。同僚にも、ブログはあくまで仕事を告知する場、名

    もう専業ライターという職業は成り立たなくなる、もしくは「石田衣良化」について - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち - 【B面】犬にかぶらせろ!

    6月9日に発売される僕のの表紙がAmazonにアップされたので告知。 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見る 目次の見出し一覧はこちらにアップしました→『『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』目次』 こちらでも少し取りあげているように、ケータイ小説論であり、郊外論であり、携帯電話を巡るメディア論であり、浜崎あゆみ論であり、そしてかなりヤンキー論です。 当社比ですが、僕の書いたものの中では一番おもしろいです*1-*2。でもほんと、一度くらいは増刷がかかるを出さないと、次につながるチャンスも失われていきそうです。 「買わねーよ」という人も、ぜひブクマくらいはどうぞ夜露死苦! http://d.h

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  • 「被害者化」 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    責任の押しつけ先問題として整理するとわかりやすい。 お前が悪い=ネオリベ 会社(資家)が悪い=マルクス主義 社会(政府)が悪い=左翼 親が悪い=アダルトチルドレン 運が悪い=宗教・スピリチュアル 生産性の低さが悪い=自己啓発 オーラが悪い=江原 マスゴミが悪い=2ちゃんねらー JASRACが悪い=カスラック 恋愛主義が悪い=非モテ

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  • 前向きに生きる姿勢について - 【B面】犬にかぶらせろ!

    自著『自分探しが止まらない (SB新書)』に関して、こんな指摘を受けたので、解答。 また、書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。 まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。 あとがきにもそのような記述がある。 僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。 頑張ったからではないのか? 汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか? しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。 "頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、書の中で散々嘲った"自己啓発"になってしまう。 そういう意味で、書の落とし所は大変難しい。 "海外行ったて、何も変わらない!現

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  • 『テレビCM崩壊』今さらだけど読んだ - 【B面】犬にかぶらせろ!

    テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0 作者: Joseph Jaffe,織田浩一出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2006/07/22メディア: 単行 クリック: 39回この商品を含むブログ (76件) を見る 噂に違わぬトンデモでした。 まあ、これの場合『下流社会』同様、内容云々の問題ではなくて、大くの人の“こういう内容のを読みたい”という欲望をタイトルで掬った類のというところ。 こういうタイトル勝負のが続くとそれこそ“ノンフィクション書籍崩壊”とかいわれるよね。そのうち。

    swmpd056
    swmpd056 2008/02/23
    まあ、これの場合『下流社会』同様、内容云々の問題ではなくて、大くの人の“こういう内容の本を読みたい”という欲望をタイトルで掬った類の本というところ。
  • 再びピッチに立った“気まぐれな天才”礒貝洋光 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    平まで澤登正朗引退試合を観に行ってきた。澤登への思い入れはそれなりでしかなかったんだけど。その引退試合で礒貝洋光がピッチに立つという事で、万難を排し一路静岡へ。 礒貝は典型的な“気まぐれな天才”タイプ。「マラドーナがどんなに天才だったと言っても、少年時代の礒貝にはかなわない」といったのは、今日の試合でもエスパルスオールスターズの一員として出場した永井秀樹。昔の礒貝を知る人は、決して大げさな発言とも思えないはずだ。 沢登と礒貝は東海大学時代の同期で、Jリーグ開幕と同時に二人はファルカン時代にほんの短期間だけど、代表で一緒に試合に出た時期があるはず。当時は誰もが礒貝と沢登の時代が来ると信じていたのに、そうはならなかった。結局二人とも代表でいい目に会うことはなかった。 礒貝の引退は1998年。理由はプロゴルファーになるため。気まぐれにもほどがある。 というわけで、この二人が同じグラウンドに立

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  • K DUB SHINEさんの自伝を読んだ - 【B面】犬にかぶらせろ!

    山手線、巣鴨〜新宿間の15分で読破。渋谷に着く前に読み終わった俺のリアル。 松涛で私生児として生まれ、幼少時から渋谷の街を根城にし、初期チーマーで喧嘩三昧、17歳で渡米し、アメリカからヒップホップを持ち帰った男の自伝がこんなにつまらなくていいの? っていうでした。 一番おもしろかったのは、あとがきで人が自分で書いてないのを明言してるところ。奴のライムはすべてがリアル。ここはマジはんぱねえと思った。さすがラッパー嘘付かない。 あと、シャインさんがアメリカにかぶれたのは父親がシベリア抑留されたからだというエピソードもちょっとおもしろかった。 全体の大体半分は渋谷とシャインさんの写真集で、さらに宮台センセらによる渋谷論付き。 オススメ! 渋谷のドン 作者: K ダブ シャイン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック:

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  • ポジティブ教について - 【B面】犬にかぶらせろ!

    下で話題になっている http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080112/1200101006 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080112/p1 “ポジティブ教”についてだけど、y_arim氏が唱える、 あのような文章はある程度以上に恵まれた層、自分はダメだなあもっと頑張ろうと思える余裕のある層のあいだで流通し消費されるアイテムに見える。 とは僕はまったく逆の意見で、基的にはあの手の自己啓発に群がる人たちのメンタリティは、自分も努力次第で成功できるという甘い幻想だけ抱き、何もしない人たち特有のものだと思う。 手を変え品を

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  • トヨタの素晴らしい若者マーケティング - 【B面】犬にかぶらせろ!

    トヨタの今一番のテーマは伸び悩む国内需要。特に“若者のクルマ離れ”は、トヨタの最大の悩み。 そんなおり、トヨタはカローラの若者向けラインを発表。それがカローラ・ルミオン。コンセプトは“ちょいワルカローラ!”(笑)。 同じカローラでもヒップホップ系。若いうちにトヨタ車に乗ってもらうことで、将来もずっと顧客になっていただこう……という目論見だろう。 若者っぽい=ヒップホップという感覚と、その文脈で“ちょいワル”という言葉が出てくるソフィスティケートされたセンスが若者のクルマ離れをますます助長させそうなナイスコンセプト! いやいや、いまどきの若者が好きなのはヒップホップよりもレゲエですよレゲエ。トランクに水耕栽培キットを装備して、パチンコ屋の駐車場に長時間放置しても熱がこもらない赤ちゃんBOXを完備すれば大ヒット間違いなし。あと、モバゲータウンと共同開発とかすればいいんじゃないか。

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