ハードディスクメーカー各社は、フラッシュメモリの挑戦を受けて立つために、新たなサイズのディスク開発を検討している。 日立のBill Healy氏(コーポレートストラテジーおよびマーケティング担当シニアバイスプレジデント)によると、各社が検討しているのは、プラッタの直径が1.3インチのディスクだという。 「1.3インチのディスクができれば、フラッシュメモリとの競争で優位に立て、しかも1インチのディスクに比べて2倍のデータをそれに保存できる」(Healy氏) 話し合いはまだ続いているところだが、こうした動きは、2006年に誕生50周年を迎える技術であるハードディスクを製造する各社が、家電市場でポジションを拡大するのに役立つ可能性がある。 赤字と黒字を繰り返してきているハードディスクメーカーにとって、家電製品は無くてはならない市場となっている。家電向けのハードディスクの出荷台数は、2005年の約
