衆院選の公示日まであと1週間。 党の方針で、解散後に急きょ「国替え」が決まった立候補予定者は、大慌てで選挙戦の準備を進めている。縁のない選挙区で、どこまで支持を広げることができるのか、まさに手探りの状態。中には立候補予定者が、自分の住まいも定まらないまま選挙戦に突入するケースも出ている。 ◆ホテルを転々◆ 衆院解散日の16日に群馬4区から千葉4区に移ることが決まった「国民の生活が第一」の前議員、三宅雪子氏(47)は、街頭演説をスタートさせたものの、定住地もなく、ホテルを泊まり歩く生活が続いている。 党の方針で、野田首相への「刺客」として送り込まれることが決まり、JR船橋駅近くに設けた新たな事務所にコピー機など備品が届いたのは26日になってから。「とにかくバタバタ……」。男性秘書は疲れ切った表情で、群馬県の事務所所在地が記された名刺を見つめた。 民主党の前議員、田中美絵子氏(36)は、生活の
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