2012年5月27日のブックマーク (2件)

  • バナジー&デュフロ『貧乏人の経済学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    アビジット・V・バナジー&エスター・デュフロ著、山形浩生訳『貧乏人の経済学』(みすず書房)をお送りいただきました。わたくしのようなこの問題の門外漢にまで書をお送りいただき、ありがとうございます。 http://www.msz.co.jp/book/detail/07651.html 書の対象は、貧困問題といってもインドやとりわけアフリカなどの貧しい諸国の問題で、分野的にはいわゆる開発経済学といわれる分野で、私のやってることとはかなり離れているのですが、読んでいって、著者らのスタンスが実にぴたりぴたりと感覚に嵌る思いを何回もしました。 版元のサイトに、「はじめに」と「網羅的な結論に代えて」という最初と最後の文章がアップされていますので、それをちょっと引用しつつ、 http://www.msz.co.jp/book/pdf/07651_foreword.pdf 貧乏な人々を紋切り型の束に還

    バナジー&デュフロ『貧乏人の経済学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 現代の魔女狩り@文藝春秋から・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先日、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-48c4.html(いま再掲載するなら・・・) いま再掲載するなら、「日の自殺」なんていう、龍馬かぶれの革命烈士(笑)が喜びそうな代物ではなく、そういうかぶれ者に冷水をぶっかけるような「現代の魔女狩り」の方が数倍リアリティがあるんじゃないか、と述べましたが、文藝春秋編集部はいまの熱狂に棹さす方向を選んだようですな。 そういうことなら、こっちはあえて、いまやほとんど忘れられているこの論文の重要部分をアップして、昨今の熱狂的な騒ぎになぞらえるよすがにしてみんとてするなり。 まず「はじめに」から 人間の精神と肉体が病に冒されることがあるように、ある時代の精神と社会が深い病に侵されることがある。われわれの診断によれば、最近の日社会は、どうやらかなり重症の病に侵されており、しかも

    現代の魔女狩り@文藝春秋から・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    symbioticworm
    symbioticworm 2012/05/27
    "魔女の狩り手までがやがて魔女として狩られる"としても、そこに時間的なギャップが充分あるならば、狩り手に利が発生しうるというのが、こういうのがなくならない原因なのかもしれない。ケインズの言う如く「長期で