どうもブラと乳がんから飛んでくる方が多いようなので あの記事だけでは正直申し訳ないので 疫学研究の研究デザインについて自分なりにまとめてみました。 自分の勉強のまとめも兼ねています。 代表的な疫学研究のデザインには以下のようなものがあります。 横断研究(Cross-sectional study) 症例対照研究(Case-control study) 前向きコホート研究(Prospective cohort study) 無作為割り付け試験(RCT:Randamized control trial) エビデンスレベルは1→4の順で低→高となります。 ついでに言えばコストも若干違いがありますが1→4の順でかかります。 で、解説。 といっても例がないとわかりにくいので、今回検証したいものは以下のとおり。 喫煙は肺がんのリスクになるのだろうか? ま、明らかなものをたとえにする方がやりやすいでしょ
近藤智彦「運命論と決定論:ストア派・ライプニッツ・ラプラス」『創文』2007年8月、13–16頁。 古代哲学における運命論・決定論・自由意志の問題に一貫して取り組んでいる研究者が書いた小論を読みました。ラプラスは現実の事象はたとえそれがどんなに小さな規模のものであっても、先行する事象という原因なくしては生み出されないと主張しています。ラプラスが用いた「原因のない運動は存在しない」から出発して、やはりすべては運命(自然)にしたがって生じるとしたのがストア派でした。ストア派が原因なしの運動を不可能とみなしたのは、「仮に原因のない運動が導入されると、宇宙は拡散し分割されて、もはや一なる秩序と管理に即して統御される一なるものではなくなってしまう」からです(アフロディシアスのアレクサンドロス『運命について』192.14–15;近藤論考の14頁に引用)。無秩序を蠍のように嫌うギリシア人。実はラプラスが
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