本物の色物物理学者たち特別編 前野[いろもの物理学者]昌弘 はやはり間違っていた この文章は、徳間書店刊『「相対論」はやはり間違っていた』ISBN4-19-860061-9(著者は8人いますので、個別に書きます)の間違いを指摘することを目的に書かれている。 長いタイトルなので、以下『相や間』と略させて戴く。 この本は『アインシュタインの相対性理論は間違っていた』(以下、『ア相論』)という超科学本の続編だ。 こんどの『相や間』は前回の『ア相論』の著者を含む8人による、8篇の論文の論文集になっている。出版社は前作と同じ、徳間書店である。 なんせ8つの論文の集合なので、以下の章で一個ずつコメントしていこう。 §1 森野正春・『常識をもって相対論を考え直す』 森野氏は「常識から相対論を考える会」というのを設立して会報を発行している、と著者紹介にはある。この文章もその会報からの転載である。