[AP通信] 創造的かつ戦闘的作家で、「少年と犬」をはじめとする無数の物語、社会を悪夢のような、時にはユーモラスなシナリオで紡いだハーラン・エリスン氏が84歳で亡くなった。 ハーラン・エリスン氏公式サイト(Harlan Ellison via AP) エリスン氏の死は6月28日、Associated Pressがエリスン氏の出版社であるSubterranean Pressの編集者であるビル・シェーファー氏に確認した。エリスン氏の事務所で電話に応対した匿名の女性によれば、同氏は27日、睡眠中に死去したという。 半世紀以上の長きにわたる活動の中で、エリソン氏は50数冊の書籍、1400本以上の記事、エッセイ、テレビ番組や映画の脚本を執筆してきた。ネビュラ賞、ヒューゴー賞を受賞したSF作品が最もよく知られているが、エリスン氏はミステリ、コミック、新聞コラムまで事実上あらゆるタイプの執筆活動に手を染