自由社版には事実上「近隣諸国条項」が適用されていた：イザ！「新しい歴史教科書をつくる会」の自由社版中学校歴史教科書は、文部科学省から５１６ヵ所に上る欠陥を指摘されて昨年１２月に不合格となり、再申請の結果なおも１３６ヵ所の検定意見が付き、修正に応じてようやく合格となりました。 教科書研究センターで公開されている検定関係資料をコピーしてきました。自由社版が不合格になった際の「検定審査不合格となるべき理由書」はこれです。 「欠陥箇所」５１６か所のうち、３５１番のこれが目に止まりました。 右端にある「２－（４）」は、適用された検定基準の番号です。 このような注記があります。 検定関係者の間で「２の４」という隠語があるそうです。 義務教育諸学校教科用図書検定基準http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/021202.htmの「２－（４）」のことですが、「２－（４）」は２つあります。
