(訂正あり:2月12日20:24分) 2010年1月27日にAppleがiPadを発表し、今年は「電子出版元年」ということになっている。 しかし一方で、ネット上で有料の電子出版で儲けることは容易ではないと見られている。「ペニーギャップ」(1セントの壁)という言葉があるように、「タダ」のものと「有料」のモノには大きな壁があるからだ。 ここで思い出していただきたいのは、昔、無料のMP3の音楽ファイルが山ほど出回っていた時にはネットでの音楽販売を儲かる事業にするのは極めて困難と思われていたにも関わらず、AppleがiPodやiTunes Storeを発表して、音楽を儲かるビジネスに変えてしまったことだ。 また携帯電話上でも、月300円程度のサービスを結構簡単に申し込んでしまい、そのままになっているということはよくある。心当たりのある方も多いのではないだろうか。 つまり「ペニーギャップ」なるものの
遅ればせながらあけましておめでとうございます。 新年早々 Amazon Digital Text Platform (Amazon DTP)に大きな動きがありました。 1/15に英語のほか、フランス語とドイツ語による電子書籍の製作をサポートすることを表明。また、アメリカ国外の著者や出版社も Amazon DTP で作成した書籍を Kindle Store で販売することができるようになるようです。 これまでは社会保障番号(SSN)、連邦納税者識別番号(TIN)、米国法人番号(EIN) のいずれかが必要である上に、米国の銀行口座を持たなければなりませんでした。この大きな制約がとうとう撤廃されたのです。 さらに、その他の言語のサポートも数ヶ月以内に追加されるようです。追加される予定の言語に日本語は明記されていませんが、Kindle で読める日本語の本を誰もが出版・販売できるようになる世界がまた
この記事は、私がtwitterの私のTL上と社内とで見聞きたり、考えたりしたことを元に、エニグモの雑誌販売サイト「Corseka(コルシカ)」についてのまとめです。ただし、twitterの発言へのリンクはあえて貼りません*1。 第1章「謎の会社、出版業界を変える?」 まず、 NIKKEI NETのIT PLUSの、インターネット:最新ニュースの10月7日 07:00更新分にニュースが掲載される。これを見つけたのは、twitterの私のTL上。 雑誌、ネットで購入・閲覧 エニグモが新サービス マーケティング支援のエニグモ(東京・渋谷、須田将啓・田中禎人共同社長)は7日、インターネットで雑誌を販売し、内容をそのままオンラインで閲覧できるサービスを始める。利用者は好きなページを簡単に切り抜いてネット上に保存でき、送料以外の追加料金なしで雑誌の現物も入手可能。1年で20万人の利用者獲得を目指す。
Kindle DX: Amazon's 9.7" Wireless Reading Device (Latest Generation) (キンドル DX) セルフインフォ とは? このキーワードの内容に関わる方が 書いたキーワード(記事)です。 詳しくはヘルプをご覧ください。 amazon.comが売り出している、ワイヤレス電子ブックリーダーKindle DXを手に入れたのでさっそく遊んでます。とりあえず届いた当日の感想 or コメントをつらつらと。。。(6月10日に配送が始まったようです。) - 9.7インチモノクロE 16階調 E Inkディスプレイ。ディスプレイサイズはだいたいDVDケースくらい。 - 日本語の書籍はラインアップなし。基本的に英語の書籍をamazon.comから買う。 - 3Gワイヤレス(Whispernet)でamazonからほしいときに直接、書籍を購
◆提供者で探す 大学・短期大学 シンクタンク 地方自治体の教育研究センター刊行物 全国公設試験研究機関 保健・環境系 全国公設試験研究機関 農林水産系<作業中> 全国公設試験研究機関 工業系<作業中> 独立行政法人・大学共同利用機関 / 農林水産研究成果ライブラリーAGROLib インド学仏教学論文データベース(INBUDS) 学会,企業,その他の刊行物 / CiNii : 論文情報ナビゲータ J-STAGE : 科学技術情報発信・流通総合システム Journal@rchive WARP : 国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業 学術機関リポジトリ 北海道大学: HUSCAP 北海道大学: EPrint Mathematics 室蘭工業大学: 学術資源アーカイ
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
価格: 250ドル(約2万5000円) 判定:あらゆる意味でチープ。でも使えます。Kindle 2と同じ6インチの画面。コンピュータ独特の書体で、Kindle 2の印刷っぽい書体とは違う印象ですよね。文字サイズはもちろん調整可。90度転回して、ランドスケープモードで読むこともできます。 「eブックリーダーのiPod」を目指してデザインされました。女の子は見た目で飛びついちゃいそうですよね。外観とカラー8色取り揃えた点は目的達成ですけど、ユーザビリティと中のデザインは今ひとつかな。Kindle 2よりかなり軽いので、歯磨き・トイレ・寝ながらでも片手で楽に持てます。 問題はインターフェイスですね。中国の模造品みたいで、単に大きなiPodという感じ。D-Padのスクロールホィールでメニュー選択とページをめくる両方を行うんですが、これは読書に最適とは言えません。横長だとページをめくるのは片手だけに
これからの電子図書館,著作権,著作の在り方とは?<報告> 2009年5月11日,国立国会図書館長・長尾真氏と,評論家/翻訳家でフリー翻訳プロジェクト「プロジェクト杉田玄白」の主催者・山形浩生氏によるトークセッション『もう,「本」や「図書館」はいらない!?』が,スルガ銀行の「d-labo」で開催された。これはシリーズ対談「図書館は視えなくなるか?―データベースからアーキテクチャへ」の第2回にあたり,進行はd-laboのデザイン等を手掛ける李明喜氏が行った。 セッションの冒頭では長尾氏,山形氏がそれぞれ自身の関わるプロジェクトについての紹介を行った。長尾氏は過去に京都大学で取り組んだ電子図書館システムAriadneや現在の国立国会図書館(NDL)の電子化プロジェクトについて紹介し,電子図書館の要件として目次に従った本の構造化や「人間の頭脳に詰まっていることを図書館システムで実現すること」が必要
電子書籍ビューア「Book Player」を使い、auの電子書籍配信サービス「EZブック」のコンテンツをダウンロード・閲覧できる。無線LANに対応し、大容量コンテンツのダウンロードも快適に行えるとしている。和英・英和辞書など19種類の辞書をプリセットした。 画面を横向きにするとテンキーがQWERTYキーに変わる仕様で、PCのような感覚で操作も可能。フルブラウザ「PCサイトビューアー」新版を搭載し、YouTubeなどFlash動画の再生も可能だ。 日本版Kindleなるか 電子書籍は、米国で専用端末「Kindle」(Amazon.com)がヒットし、書籍市場を揺るがしているが、国内では専用端末は不振。ソニーや東芝、パナソニックが2003年ごろから投入していたが、端末やコンテンツの価格が高すぎたり、利用できる書籍数が少なすぎるといった問題が改善されず、普及が進まなかった。 その一方で、携帯電話
予想されていた動きではあるのですが、結構早く実現したと言えるかも。米 Amazon.com が一部地域でしか展開していない電子ブックリーダー"Kindle"上で、個人ブログの販売が可能になりました: ■ Kindle Publishing Now Open To All Blogs (TechCrunch) Amazon が新たに展開した"Kindle Publishing for Blogs Beta"プログラムについて。現在 Kindle 上で購入+購読が可能なのは一部大手ブログのみなのですが、この機能が基本的に全部ブログに公開され、登録申請すれば誰でも自分のブログを売ることができるようになったという話。ただし、当然ながらいろいろ制約があります: 登録申請後、審査のために12時間から48時間を要する。Amazon のサイト上で購入が可能になるのは審査を通過したもののみ。 (※下記の通り
iPhone用電子ブックリーダーEucalyptusが「好ましくないコンテンツ」としてApp Storeに拒否されたそうだ(本家記事より)。 原因は古代インドの性愛の経典である「カーマスートラ」が読めることにあるようだ。著作権の切れた文学作品などをオンライン上で公開する「プロジェクト・グーテンベルグ」というものがあるが、Eucalyptusはこのプロジェクトのコンテンツを読むことが出来る電子ブックリーダーである。プロジェクト・グーテンベルグが提供している文献の中に「カーマスートラ」があり、これが「好ましくないコンテンツ」にあたるようなのだ。 しかしEucalyptus自体にカーマスートラが入っているわけではなく、アプリケーションを使って検索してダウンロードしないと読むことはできない。しかも「カーマスートラ」は既にeReaderやStanza、KindleなどApp Store上の他の電子ブ
これぞ最も優れた電子ペーパーの活用法なのかもしれません… まだコンセプトデザインでしかないのですが、E-Inkの電子ペーパーディスプレイを採用した「Braille E-Book」は、ディスプレイ表面が電気活性ポリマー素材でできていて、電気が流れるごとに、点字が浮き上がってくる仕様になっているとのことですよ。 いろんな書籍が点字版でも入手できるようになってきているとはいえ、そのかさばるサイズや、点字プリントを用意する手間などから、あらゆる本や雑誌が、次々と点字化されているわけではないですよね。 でも、このBraille E-Bookが普及して、手軽に点字版の電子ブックを出版し、コンパクトサイズで携帯して、視覚障害者の読書の幅が広がること…。こんなすばらしいことってないんじゃないでしょうか。すでにモニター調査では、現行の「Kindle 2」などに搭載されるテキスト読み上げ機能なんかよりも、よっ
イースト株式会社代表取締役社長 下川 和男 氏 画面で読む 1999年、ある出版社の社内報に「2010年には紙がほとんどなくなり、出版社のコンテンツはサーバに収容されてしまう」といった内容のコラムを書いたことがある。それから7年後、同社から再び執筆を依頼されたときにも、その考えは未だに変わっていないと書いた。 ネット上にはコンテンツが溢れている。またGoogleやYouTubeの台頭やiPodなどの新しいデバイス、仕組みも次々と登場している。特にみんなで作るWikipediaなど集合知的なもの、CGMが盛んになっている。それに伴い、紙面ではなく、画面で読む行為が推進されていく、と上記のコラムでもふれている。さらに、家庭のテレビも「画面で読むため」の表示デバイスになりつつあると書いた。実際に、Windows Vistaのメディアセンター機能(一部エディションに搭載)に対応した機種が国内メーカ
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