設計の知識が全くなくても、誰でもCADやレーザーカッターを使って簡単な機構を作ることができます。 今回は自宅の鍵をプログラムで開閉できる、ギアを使ったしくみを自分で制作したので、その過程をご紹介します。電子基板の部分を変えることで、こちらの動画のようにArduinoやスマートフォンで鍵を制御できます。 いきなり材料を切ってもうまくいかないので、まずはノギスでドアを採寸し、実物大の3Dデータを作ります。無料CADでも可能ですが小さな円が書けなかったりするので、慣れてきたら必要な時だけ月額制のAutodesk Fusion360を利用するのが効率的だと思います。 私の自宅の鍵はサムターンのカバー(図の青い部分)を手前に引くとドアとの間に数ミリ隙間ができたので、そこに板を挟み込んで全体を支える構造を考えました。
