作成している将棋アプリに定跡検索と戦型予想を実装した。 定跡ボタン(ノートのアイコン)を押すと、現在の局面の定跡の候補手と、各手を指した後にどの戦型になるかの確率を表示する。 候補手は、出現率と勝率も合わせて表示する。 定跡の元データ 定跡の元データには、floodateの2018年以降のR3500以上のソフト間の棋譜を使用した。 ある程度レーティングの高いソフトの指し手を登録した方がよいのでレーティングでフィルタを行ったが、R3300は技巧2の棋譜が多いためそれよりも少し大きいR3500とした。 なお、floodgateのレーティングの分布は以下のようになっている。 戦型予想 floodgateの棋譜から、定跡の各手を指した後に、どの戦型になったかの統計情報を取得して、それを確率として表示する。 戦型の分類には、Mizarさんが公開されているjsonの定義ファイルを使用させてもらった。