Xで「日本はボードゲーム後進国」という話題を目にした。これまでも、(人生ゲーム・UNO・オセロ以外の)国内認知度の低さ、日本発ボードゲームの海外での知名度の低さ、量販店などにおけるボードゲーム売り場の小ささ、キックスターターでの日本語非対応、中重量級のYoutubeチャンネルの少なさなど、さまざまな理由で述べられてきたが、他の国でも多かれ少なかれ当てはまるように思われる。 そこで今回、世界最大のボードゲームデータベースBoardgamegeek(BGG)のユーザー数から、世界の人口推計(2019)に基づいて、国・地域別に10万人あたりのボードゲーマー人口を算出してみた。BGGユーザー=ボードゲーマーとは限らないが、国際比較できる数字が他にないので、暫定的・相対的なものと捉えて頂きたい。人口10万人以上の国184カ国で(このすべての国にBGGユーザーがいるのは驚きである)、日本は10.99で