本作が面白くない理由は、他のシリーズ作品がなんで面白いのかを考えるとわかりやすい。 ターミネーターシリーズの面白さは「構図の逆転」にあると思います。1作目は、守るためにやってきた男が実は守られる側にいたという話。2作目は、敵だったターミネーターが味方になる話。4作目は、守られていた男が守る側になる話。こうなると、2作めと全く同じ構図である本作は(T-1000が女になっただけ)「なくてよかった」と言わざるを得ないのですね。 サル顔の主人公も冴えないし、敵も女ってだけでT-1000ほどのインパクトはないし。 ただ、最後はちょっと驚いたかも。こうしないとシリーズがつながらないわけか。 「ターミネーター」 http://booklog.jp/users/myjmnbr/archives/1/B001EI5MD2 「ターミネーター 2 」 http://booklog.jp/users/myjmnb