仕事帰りに友人と火鍋レストランで食事をしていた、河南省鄭州市に住む王さんは、食事を終えて支払い中に店員から「このレストランに来た客で、無症状の新型コロナ感染者が確認されたので、すぐに店を閉鎖する」と告げられそのまま店内に取り残されることになってしまいました。 米国に拠点を置く、世界中の華人向けに中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを報じる世界新聞網の記事より。 王さんが隔離された火鍋レストラン(王さん撮影) 王さんは隔離の通知を受ける約1分前に、友人と支払いを済ませて帰るつもりだったといいます。 友人はすでに店を出ており隔離を免れましたが、取り残された王さんは、他の40人ほどの客や10数人の店員と一緒に店内に隔離されることになりました。 幸運なことに、店のオーナーが気前の良い人で、閉鎖されている間、店内に残された人たちに鍋の食べ放題でもてなしてくれました。