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ブックマーク / www.interq.or.jp (2)

  • ラメルテオン:ロゼレム

    【働き】 睡眠のリズムをつくり、自然な眠りを誘います。適用となるのは、慢性的な不眠で寝つきが悪いときです。どちらかというと、治療歴がない比較的軽い不眠症に向きます。また、不眠の背景に不規則な生活パターンによる就寝時差がある場合にもよさそうです。 【薬理】 脳内の“視交叉上核”という部分は、1日の睡眠・覚醒サイクルをにない、そのスイッチを切り替える体内時計として働いています。このお薬は、視交叉上核に存在するメラトニン受容体(MT1/MT2)を刺激し、睡眠中枢を賦活させることで、自然な睡眠をうながします。睡眠・覚醒サイクルの睡眠側にスイッチを入れる役目をするわけです。 【臨床試験】 慢性不眠症の1,130人を対象に、プラセボ(にせ薬)を対照とした二重盲検比較試験がおこなわれています。実際に眠れるまでの時間を比較して、有効性を確認する試験です。服用1週後に睡眠後調査票で回答してもらったところ、こ

  • オランザピン:ジプレキサ

    【働き-1】 気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、来の適応である統合失調や双極性障害(躁うつ病)に限らず、強い不安感や緊張感、さらには抑うつ状態などさまざまな精神症状に応用することがあります。 【働き-2】 心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴など幻覚、妄想を生じることも多いです。 このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもな作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。 統合失調症はめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般

    syrus1974
    syrus1974 2014/04/23
    向精神新薬]
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