愛知県内で、過去3年間に起きた600人余りの子どもの死亡事例を専門家チームが検証したところ、対策を講じていれば防げた可能性のある事例が4分の1に上ることが明らかとなりました。幼い子どもが浴槽で溺れるなど同じような事例が繰り返されていて対策が急がれます。 この研究は大学病院の医師らのチームが警察や児童相談所の職員などとともに県内の小児科のあるすべての病院を対象に行ったもので、平成28年までの3年間に県内で病気や事故などで死亡した14歳以下の631件について検証しました。 この結果、何らかの対策を講じていれば防げた可能性がある事例が全体の4分の1に当たる161件に上ることが明らかとなりました。