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  • 中年太りの仕組み解明 加齢で脳細胞縮み、飽食シグナル届きにくく 「腹八分目」で改善

    加齢に伴い痩せにくくなる「中年太り」は、脳の神経細胞の一部が縮むことで肥満を防ぐシグナルが脳に届きにくくなるために起こることを名古屋大の研究グループが突き止め、7日発表した。ラットによる実験では、事を減らせば退縮が改善する傾向もみられたという。成果をまとめた論文が米科学誌オンライン版に掲載された。 年齢を重ねると代謝が悪くなり、体重が増える傾向は知られているが、詳しい仕組みは分かっていなかった。 研究グループは、脳に働きかけて代謝を促進したり欲を抑えたりする物質「飽シグナル」に着目。ラットを使ってシグナルを受け取る受容体を独自の技術で可視化したところ、脳の深い位置にある「視床下部」の神経細胞から伸びる細長い毛のような部位に集中していることが分かった。 この部位はアンテナの役割を果たしており、加齢で縮むことも判明。それによって飽シグナルをうまく受け取れなくなり、太りやすくなるという。

    中年太りの仕組み解明 加齢で脳細胞縮み、飽食シグナル届きにくく 「腹八分目」で改善
    syst-funct-morphol
    syst-funct-morphol 2024/03/07
    中村和弘教授/毛のような部位、とは樹状突起のことか。/NHKによれば、一次線毛らしい。なるほど。
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