お正月の初詣として三つの神社をハシゴする「三社参り」。 福岡県を中心に九州・西日本の一部で根付いた風習とされる。神社の支援組織、福岡県神社庁によると、三は陽数で縁起が良い、巡る神社選びは自由で詣でる時間や時期も正月の間であれば良い、と言っている。 過去の新聞などを調べた結果は「三社参りは関西や東日本では普及しない」と九州産業大学の平山昇講師は分析しているそうな! 一方、九州で定着している理由は「よく判らない」との声が多いが平山昇講師は鉄道との関係に注目する。 「初詣は鉄道の発達に伴い全国的に明治以降に広まったおり、鉄道会社が乗客を増やすため初詣の広告や臨時列車を出したことが普及の原因」という。 神社関係者によると昭和中期に国鉄(現JR九州)が福岡県や大分、熊本を起点として 大宰府天満宮(太宰府市)、筥崎宮(福岡市)、宮地嶽神社(福津市)に客を誘うツアーを始めた。 このように有力な三神社の誘