週プレNEWS TOPニュースエンタメ「こんなことやったら太宰が怒るんじゃないか…」10代で時代の寵児となった綿矢りさが結婚、出産を経て語る“当時と今” 結婚・出産も経て、新たな境地となる最新短編集『意識のリボン』を上梓した綿矢りささん 2001年、高校在学中にデビュー作『インストール』で文藝賞を受賞し、女子大生となった2004年には『蹴りたい背中』で芥川賞を史上最年少で受賞。時代の寵児となった作家・綿矢りささん。 作家生活も15年以上となり、最新短編集『意識のリボン』を上梓した彼女は、プライベートでは結婚・出産も経て、新たな境地を見出しつつある。そこで、最新作から10代でのデビュー時まで振り返ってもらい、前編記事に続き、お話を伺った! * * * ―17歳でデビューされて作家生活がもう15年以上…人生の半分近い年月です! 最初から作家としての人生しかないと思っていたんでしょうか。 綿矢