プロトコル(その23):PCI Express(その1) プロトコルの話でどこまで引っ張る?と言われそうだが、このバスを抜きにするわけにもいかないであろう。PCI Expressは、現時点でもっとも複雑なプロトコル構造を取るI/Oバスになってしまった。今回からは、このPCI Expressに光を当ててご紹介したい。 さてそのPCI Expressであるが、プロトコルの面から見ると3層構造になっている。一番下が物理層で、その上にデータリンク層、更にその上にトランザクション層がある構造だ。ソフトウェアから見れば、最上位のトランザクション層がPCIと同じインタフェースを提供する形で互換性が取られているが、内部的にはPCIと全く異なる構造である。 ではなんでこんな複雑な構造を取る事になったか?という話を最初に説明したい。PCI Expressの基本となったのは、RAMBUSが提供している物理層イン
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