9月19日、生ぬるい風の吹く仙台です。 列島を縦断している台風が気がかりですが、 心配していた九州の親友宅はギリギリで 難を逃れたのことで、ホッとしました。 今回の件でつくづく実感したのは、 人とつながりを紡ぎながら生きていくと、 心配になる土地が増えるということです。 安全が担保された東北にいる私には、 基本的に、出身地でもない九州の時間降水量や 河川の水位情報を見ながらオロオロする必要は 無かったのかもしれません。 しかし、遠く離れた町の名は時として、 誰かの具体的な顔と紐付いていることがあります。 よくある話では、親の実家がある所、 誰それさんの生まれた、どこそこの町、 なにがしさんと出会った、なんとか村、というように。 もちろん思い入れに濃淡はありますし、 今回の私の場合は長い付き合いの相手だったので とりわけ心配したということはありますが…。 そこが大都市や有名観光地ではなく、