天理教用語解説:高山・谷底 とは? 原典に、「高山」や「谷底」という言葉がしばしば出てきます。 「高山」とは人間社会における上流階級、いわば社会的支配層の人々のたとえと考えられます。 一方「谷底」は、人間社会における下層階級の人々のたとえだと考えられます。 「おふでさき」に 引用 高山にくらしているもたにそこに くらしているもをなしたまひい (一三 45) 引用終わり と仰せられるように、教祖は支配層の人々(高山)も下層階級の人々(谷底)もみな同じく親神様の子どもであるとお教え下されています。 お言葉の中に、「この道は谷底せりあげの道」や「一に百姓たすけたい」などと仰せられ、まず社会的、経済的に苦しんでいる人々への救い、教えからはじめられましたが、決して支配層(高山)はどうでも良いということではありません。 「高山」の中からも親神様のおとりつぎをする「用木」を見いだしたいと仰せられています
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