2024年8月5日のブックマーク (1件)

  • 第20話 ジェイン(2) - Bounty hunter~絶世の剣士と悪魔に祝福された少女~(暁月 鈴音) - カクヨム

    ジェインは唸った。 ジェインが大人バージョンでいると、なにかとトラブルが発生してしまう。美しすぎるものはただ生きているだけで大変なのだといえば想像がつくだろうか。アシュリーのおじさんとやらが、昨日の酒場の奴らとは違うと言い切れるのか。 「あの娘の身内なら挨拶を交わすくらいどうともならなさそうだが。この姿になったのは明け方だったっけね……なら大丈夫か」 言いながら自らの隣に横たえた、大振りの剣に視線をやる。 「カティア」 『ダメよ。ダメ。許可しない』 すぐさま返ってきた返事。まるで考えが分かるかのような拒否の仕方。ジェインの頭の中に響く女の声が、鋭く言い放つ。 「そんなの! あたしだって分かってるよ」 昨日の駄犬をやるのに使った力はごく僅か。あんなもんじゃ到底溜まった力を発散したとは言えなかった。 「一匹であの金額は、めちゃくちゃ美味しいけど」 大まかに提示された報酬の予想金額の高さに息を呑

    第20話 ジェイン(2) - Bounty hunter~絶世の剣士と悪魔に祝福された少女~(暁月 鈴音) - カクヨム
    syun-r
    syun-r 2024/08/05
    おじさんもせっかち。