【今回のまとめ】 1.日本株反発の条件は揃った 2.米国の雇用統計は満足のいく数字だった 3 FRBは予定通り債券買い入れプログラムの縮小を試みる 4.「民間部門の底力は強い」というFRBの考えが新たに提示された 5.「黒田バズーカ」を支持したジョージ・ソロスも再び日本株を買い始めた 6月7日の雇用統計は市場予想を若干上回った このところ日本株は調整局面に入っていましたが、6月第1週末の一連のニュースで、今週から相場が反発できる材料が整いました。まず、6月7日(金)に発表された米国の雇用統計(非農業部門雇用者数)です。 今回は、「もし数字が悪ければ、今年中に債券買い入れプログラムの縮小を始めるのは無理ではないか?」という不安が市場にありました。でも実際には市場予想の16万3000人を若干上回る17万5000人でした。
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