神奈川県警相模原南署は25日、相模原市南区の居酒屋「のみくい処魚民相模大野北口駅前店」の店長代理だった男(31)(東京都世田谷区)と、同店の経営会社「モンテローザ」(東京都)を風営法違反(未成年者への酒類提供)容疑で横浜地検相模原支部に書類送検した。 発表によると、元店長代理は昨年12月30日夜から翌31日未明にかけて、客として同店に来た17~18歳の少年15人に、年齢確認をしないでビールや焼酎などの酒類97杯を提供した疑い。調べに対し、「未成年者と思ったが、トラブルを避けるため年齢確認をしなかった。警察にばれることはないと思った」などと供述しているという。 同署幹部によると、少年の1人が、店内で他の客とトラブルになったことから容疑が発覚。元店長代理はアルバイトで、今月13日に懲戒解雇されている。