あした(2013年5月18日)、あさっては仙台の初夏の風物詩「仙台青葉まつり」です。 そこで踊られるすずめ踊りが名物です。 祭りの公式ページには、すずめ踊りの由来が載っています。 =今年のまつりダイジェスト 仙台のすずめ踊りは、慶長8年(1603)、仙台城移徒式(新築移転の儀式)の宴席で、泉州・堺(現在の大阪府堺市)から釆ていた石工たちが、即興で披露した踊りにはじまるといわれています。 はい、ウソです。 戦後につくられた真っ赤なウソです。 2011年に刊行された仙台市史編さん室長の菅野正道さんの『せんだい歴史の窓』(河北新報出版センター)で、このウソの歴史に警鐘を発しています。ちょっと長いけど、重要なので引用します。 この話については、以前から一部では疑問が呈されていた。それは江戸時代はおろか、数十年前までの歴史書などで、このことを記した文献が一切見あたらないからである。 「慶長八年云々(