そろそろクリスマスですね。 僕はクリスマスファシズムに対しては敢然と異を唱える高邁の士であることを自認する者です。 しかし、今回はそのクリスマスの時期を舞台とした児童文学の名著「飛ぶ教室」の感想を書きたいと思います。 この作品の子供たちはクリスマス休暇を心待ちにしていますが、それはおそらく、家族でクリスマスを楽しめるからでしょう。 最近は随分勢いがなくなったとは申しましても、まだまだ日本にはクリスマスファシズムが根強い。 それに比べて、欧米の、しかもこの時代のクリスマスは実に健全です。まぁ、本場だから当然とも言えますが。かように日本のクリスマスは歪んでいるのであります。 ちなみに「飛ぶ教室」とは主人公たち生徒が作るオリジナルの劇の題名です。かなりSF色満載で、飛行機に乗って現地で現物を見ながら授業を行う、という未来スタイル。 相変わらず前書きが長い キャラクターがやはり濃い ろくでなしブル