「今回の事件は92歳のお爺さんによる暴走で、その原因は『土地のトラブル』と報じられていますが、それでは実際のところは何も伝わらない。背景には根深い『掟』とムラ(集落)特有の事情があるのです」 【画像】笑顔であふれる十文字さん一家の写真(抄知さんのフェイスブックより) 十文字家は近隣の村に本家があり分家が集落に移り住んできた事件とは青森県六戸町犬落瀬で13日未明、8人家族の十文字利美さん(68)宅が全焼し、焼け跡から5人の遺体が見つかった火災のことだ。5人の遺体は連絡のつかない義母の和子さん(88)と妻の弘子さん(67)、次女の抄知さん(39)、孫の弥羽さん(9)の家族4人と、近くに住む和子さんの兄のAさん(92)とみられるが、損傷が激しく身元の確認に時間がかかっている。一方で火勢の強さなどから可燃性液体を使った放火の可能性が高く、現場近くにポリタンクを積んだAさんの軽乗用車が停めてあったこ