2010年7月16日、株式会社Speeeオフィスにて「第5回 gihyo.jp FreeBSD勉強会」が開催されました。この勉強会はFreeBSDコミッタである佐藤広生氏、後藤大地氏両名の立案がきっかけで開催されています。『Software Design』や『FreeBSD Daily Topics』を発行する技術評論社、会場提供元となる株式会社Speee、ハンドリングを行うオングスおよびFreeBSD実行委員会のご協力いただいております。 今回も盛況に行われ、Ustreamのライブ映像を見ている方も100名以上の視聴がありました。また、今回の発表者は実行委員ではなく一般参加の方が発表しており、今後のFreeBSD勉強会に有意義なものとなりました。 第5回 FreeBSDにおけるZFSのあれこれ─FFS/ZFSのベンチマーク 第5回は、河部展氏から「FreeBSDにおけるZFSのあれこれ
CentOS5の自分用メモです。Xen好きなのでXen関連も多くなると思います。万が一誰かの役に立っちゃうことがあったらゴメンナサイ。期待しないで。 Dom0でファイルサーバを動かしていたが、大容量化するべくZFSを使いたくなったので、ZFSが使えるOSに乗り換える。LinuxはZFSとライセンスの折り合いが悪いようで、Solaris系かFreeBSD系から選択せねばならない。正直まんどい。 ■FreeNAS 0.7.4489(amd64) 一旦入れてみたものの、負荷をかけると安定しない。カーネルメモリの割り当てが足りない。amd64版でも1.5GB割り当てようとすると、起動しなくなる。こういうブツは標準状態を改変して運用したくないので泣く泣くパスすることにする。 ■Solaris 10 HDDを丸ごとNAS領域にしたいのでUSBメモリにインスコしたが、めちゃめちゃ重い。起動に1時間かかる
ZFSが使用するメモリを制限する (zfs_arc_maxによるARCの上限設定) ZFSが使用する物理メモリを制限する方法について紹介します。 ZFSはアクティブなストレージプールのデータをキャッシュするために物理メモリを使用します。このキャッシュはARC(Adaptive Replacement Cache)と呼ばれ、システムにフリーメモリが十分ある間はどんどん増えていきます。 しかし、ARCのメモリ使用に対する優先度は高く設定されておらず、他のアプリケーションが使用するメモリが足りなくなった場合には、ARCの領域は解放されますし、ARCが他のアプリケーションからメモリ領域を奪う設計にはなっていませんので、一般にARCのサイズを制限する必要はないと言われております。 とは言っても、リソースマネージメントをしっかり行いたいというニーズはあります。その場合には以下のように/etc/syst
日本最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、 このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。 English versions of some posts on another blog. Sun Fire T2000には最初、2GbpsのFibre Channelに対応したSATAのディスクアレイを2基つないでいました。それぞれ14D+1P+1SのRAID 5にして、2つのvdevでZFSのpoolを1つ作りました。これはRAID 5+0に相当します。 しかし、この構成はまったく性能が出ませんでした。負荷がほぼ100%のときにディスクアレイ1基あたりで約20MB/sしか出ません。1基20MB/sなら2基合わせて40MB/s、ビットにすると320Mbps、ARCの助けを借りても、ftp.jaist.ac.jpの出力帯域は450Mbpsがいいところでした
A Place to discuss Oracle VM, Linux and Other Great Software.サーバ仮想化環境では「リソースプール」という概念を実現するために共有ストレージ構成が多く採用されます。しかし、そもそも現在のCPU性能とDISK I/O性能を鑑みれば、そもそもDISK I/O性能はCPU性能の進化に追いついておらず、共有ストレージ構成とすれば追い打ちをかけるようにそこがボトルネックとなります。多くの環境ではサーバ仮想化環境では「共有ストレージ型前提。しかしこれまでの何倍ものI/O性能が必要」という要件に対応するため、ミドル〜ハイエンドのストレージ装置を採用するという選択を行っています。その結果初期導入費用が高価なのはもちろんですが、そのあとも莫大な保守費を支払うことになります。そして拡張できるものの、拡張するためのパーツがまた高価、というスパイラルに陥
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く