本日のエントリは、金融関係者以外には分かりにくいかもしれませんので。 めんどくさい人は、読み飛ばしてください。 先日のエントリ「夜明けはまだ遠く その2」 にコメントいただいたので。 愚説を述べますが。 <証券会社への公的資金投入について> 証券会社への公的資金投入は、アメリカでは起こり得ないだろう。 今年が悪い年だったとはいえ。 Bloombergによると米国投資銀行上位5社の報酬の合計は656億ドル。 従業員が18万6千人だから。。 一人当たり報酬(給与と賞与の合計)は、35万ドル強。 そんな業界を救うために、血税を投入するということは. レッセ・フェール的経済感覚を持つ、アメリカでは、あり得ない。 証券会社の破綻がシステミックリスクを引き起こす可能性があれば、話は別になるが。 ソブリンウェルスファンドの資本参加は。 公的資金の注入とは、意味合いが大きく異なって。 公的資金が注入されれ