まるで振り込め詐欺 東京・国分寺の2300万円被害、強盗手口も「劇場型」 産経新聞 8月28日(火)2時11分配信 大金を奪われた強盗事件は、振り込め詐欺さながらのシナリオに沿って仕組まれた劇場型犯罪だった。東京都国分寺市の路上で7月、約2300万円が奪われた強盗事件で、被害者の主婦(56)が税理士を名乗る男に「税金対策のために預貯金を下ろした方がいい」と指示され、郵便局で貯金を引き出した直後に襲われていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。巧妙化が進む強盗に警視庁は警戒を強めている。 ■夫の葬儀で接触 捜査関係者によると、主婦は7月中旬、国分寺市内の斎場で営まれた夫の葬儀で、参列者の男にこう話しかけられた。 「生前、ご主人にお世話になりました。遺産の相続などで税金が取られるので、手元に現金を持っていた方がいいですよ。税理士を紹介しましょうか」 数日前に夫が急死したばかりで
【パリAFP=時事】人類の肥満化が米国民と同じペースで進行すれば、9億人以上相当の新たな食料需要が生じ、限られた地球の食料資源に重大な脅威となる―。ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チームがこんな警告を盛り込んだ調査論文をまとめ、18日、米電子ジャーナル、BMCパブリック・ヘルスに掲載された。 地球資源への主な脅威として、アフリカなど第三世界の人口爆発が指摘されるが、論文は、先進国にまん延する肥満も深刻であるとの見解を示している。 論文によれば、体重が重くなれば、食料から摂取するエネルギーの必要量も増大する。全ての国が米国並みの肥満者の割合になると仮定すると、平均体重の人に換算して世界全体で人口が9億3500万人増える計算になり、それだけエネルギー源が必要になる。研究チームは、2005年時点の世界の15歳以上の人口は推定46億人、平均体重を62キロとはじき出している。
9日午前8時10分ごろ、静岡県伊東市猪戸のJR伊東駅前商店街で、「イノシシが出ている」と県警伊東署に通報があった。駅前の交番から駆け付けた男性警部補(32)が商店街でイノシシを追い掛けたが、イノシシがUターンして向かってきたため、拳銃を4発発砲。イノシシは死んだ。けが人はなかった。
ニホンミツバチの巣に侵入した天敵のオオスズメバチに対し、働きバチが数百匹も群がって46〜47度の熱を発生させて蒸し殺す際、脳のキノコ体と呼ばれる部分が正確な温度制御を担っている可能性があることが分かった。東京大と玉川大、金沢大の研究チームが15日、米科学誌プロス・ワンに発表した。ミツバチは巣の中も幼虫の成長に適した34度程度に保つことが知られ、温度制御の詳しい仕組みの解明が進むと期待される。 熱で殺す行動は玉川大の小野正人教授らが1995年に発見した。羽根を動かす胸の筋肉を震わせ、オオスズメバチが耐えられない45度超の熱を発生させるが、温度が高くなり過ぎるとミツバチの方が参ってしまう。 この仕組みを探るため、東京大大学院生の宇賀神篤さんらは、金沢大の木矢剛智特任助教らがセイヨウミツバチで発見した神経興奮の指標となる遺伝子に注目。オオスズメバチを針金の先に付けてニホンミツバチの巣に入れ、
シロアリの女王が「繁殖者」の地位を示すために分泌するフェロモンの正体を、松浦健二・岡山大准教授(社会生物学)らが突き止めた。果物などに含まれる芳香成分で、他のアリが女王になるのをこの香りで制御しているらしい。同じ物質を人工的に合成することで、効果的なシロアリ駆除に応用できるという。6日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。【大場あい】 シロアリ社会には王、女王、働きアリなどの階層がある。繁殖は女王だけが担い、死んだり産卵できなくなると、同じ巣の複数の雌アリが次の女王になって繁殖を続けるが、巣の規模に見合った産卵数が保たれている間は、他の雌アリは女王になれない。こうした現象にどんな物質が関与しているのかは50年以上、謎だった。 松浦准教授らは、岡山県内の二つのヤマトシロアリの巣から女王アリを100匹ずつ集め、これらが放出する微量の物質を分析した。その結果、リンゴやバナナなどの香り
兵庫県丹波地方の養蜂農家で、ミツバチが大量失踪(しっそう)した。 近年、アメリカや日本国内で問題となっている「蜂群(ほうぐん)崩壊症候群」と呼ばれる現象が県内でも起き始めた。環境の異変をいち早く察知するとされるミツバチが発する警告は何か。 丹波市春日町栢野、山内秀樹さん(69)は、自宅近くに巣箱を置き、周辺の山から蜜を集める方法で、年間数トンを出荷する県内でも有数の養蜂家だ。 今年1月3日、異変が起きた。昨年11月には、120群(1群は数万匹で、1匹の女王蜂が形成する集団)いた越年用のミツバチのほとんどが消えた。 巣箱や周辺にハチの死骸(しがい)はなく、餌となる蜜も豊富に残り、まさに蒸発、失踪の状態。冬の間に1割程度の減少はあるが、壊滅状態となったのは初めてだ。 毎年、交配のため2、3群を購入しているが、今年は一度に20群を新たに仕入れ、ゼロからの出発を余儀なくされた。 山内さ
女王だけが子孫を残し、他のメスは働きバチとして集団を営むとされるミツバチの中で、働きバチの一部が自ら卵を産みオスバチを孵(かえ)して育てていることを、ブラジル・サンパウロ大のグループが明らかにした。 女王側は卵を持つ働きバチを殺すなどして統率を図っているが、以前の女王の娘だった働きバチに、現女王の娘も加わり、群れのオスのうち4分の1を占める集団を築いていた。このような内部抗争は、病気や環境急変による危機を乗り切るため多様な遺伝子を残すのに貢献しているらしい。英国の専門誌に発表した。 ミツバチは女王1匹と数千〜数万の働きバチ、その1割のオスで群れを構成。オスは働かず、女王と1回だけ交尾し生涯を閉じる。 グループは南米に住む「ハリナシバチ」の一種を調査。45個の巣からオス計576匹を採取、遺伝子を調べた。その結果、77%は現在の女王の息子だったが、4%は女王が産んだ働きバチの子で、残り1
光のヨロイの売却益も税務申告してください−。インターネットを利用した商取引をめぐり、国税当局が申告漏れを指摘する事例が急増している。近畿ではここ数年で件数が3倍近くに急増し、総額も100億円に迫る勢い。多くは小遣い稼ぎのつもりで申告を忘れたとみられるが、中には光のヨロイや魔法の剣などゲームのアイテムを現実の通貨で売却して所得隠しを指摘されたケースも。大阪国税局では「ネットは気軽に利用できるが、税務申告はきちんとしてほしい」と話している。 大阪国税局が、平成19年度(平成19年7月〜20年6月)に管轄する近畿2府4県で行った税務調査の結果、ネット取引をめぐっては全体の9割強にあたる約640件で申告漏れを発見、総額は約93億円にのぼった。 ネット取引に関する申告漏れは近年急激に増加しており、統計をとり始めた15年度から17年度までは200件台で推移していたのが、18年度に400件を超えてい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く