Linuxカーネル・メーリングリスト(LKML)に流れている、次期カーネルの開発用バージョンであるカーネル2.5に関するトピックスの中から、新しいドライバ・モデルに関する話題を取り上げて紹介している。今回は前回に続いて、カーネル2.5/2.6で導入されるsysfsアーキテクチャに基づき、ユーザ空間においてデバイス・ノードの動的な管理を新しく実現する、udevの内部構造と実際の動作について紹介する。 LKML Linuxカーネル・メーリングリスト(LKML)で流れる膨大なメールにおいて、新しいドライバ・モデルや、アーキテクチャに関するメールの量は、多く無い。Kernel Trafficを見ればわかるように現在は、LKMLでのカーネル2.5に関する議論では、個別の機能に関してや、個別のデバイスやマシン・アーキテクチャに関する内容がほとんどを占めている。 次期安定板カーネルのリリースを控えながら
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