東京都は20日、築地市場の移転先、豊洲新市場(江東区)の土壌汚染対策が終わったと学識経験者らでつくる都の技術会議に報告、了承を得た。これを受け、新市場建設に着手し、平成27年度中の完成を目指す。 豊洲新市場の予定地は、東京ガスの工場跡地。土壌や地下水から高濃度のベンゼンやシアン化合物などが見つかったため、都は技術会議から土壌を洗浄処理する技術などについて提言を受け、総額762億円をかけて汚染対策を進めていた。 新市場の建設工事は「水産仲卸売場棟」「水産卸売場棟」「青果棟」の3区画で発注され、大手ゼネコンなどでつくる三つの共同企業体(JV)が今月13日、総額1034億円で落札した。また、都は水産仲卸売場棟に隣接する観光拠点「千客万来施設」の建設予定地でも、汚染対策を進めており、9月ごろまでに終える方針。
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