前々回のエントリーを木村剛さんに取り上げて頂きました。 木村さんは、「『発信者の匿名を制約する』ということにまで行ってしまいますと、ネットにおけるコミュニケーションの良さとメリットを失うことになってしまうかもしれません。」と仰っていますが、むしろ逆ではないでしょうか? 現在の日本のblog環境は、匿名幻想による全能感故に他者を執拗に誹謗・中傷することに躊躇を感じないbloggerやcommentatorによって、却ってblogの機能を生かした意見交換ができにくくなってしまっています。それは、木村さんをはじめとする著名人系のblogの多くがコメント欄を閉鎖してしまっているところにも現れています。 実際、現状では、匿名の卑怯者たちからネット上で執拗に誹謗中傷されることへの耐性がないであろう知人(まあ、普通はそうですね。)にblog開設を勧めることを躊躇せざるを得ないですし、blogを開設したい