印刷 関連トピックス原子力発電所「電源喪失」の事故が起きた韓国の古里原発=釜山市機張郡、中野晃撮影 韓国の原発で最も古い古里(コリ)原子力発電所(釜山=プサン=、蔚山=ウルサン=市)1号機ですべての電源が一時喪失し、1カ月以上国に報告していなかった問題で、本社への異動を控えた同原発の前所長の指示で組織ぐるみで事故隠しを図っていたことが事故調査関係者の話で分かった。 原発を運営する公営企業「韓国水力原子力」は15日、「きちんと報告をしなかった責任を問う」として前所長を解任した。 調査をしている国の原子力安全委員会によると、1号機で2月9日、電源関連装置のテスト中に外部電源が止まり、非常用のディーゼル発動機も作動せず、12分間電源が失われた。 購読されている方は、続きをご覧いただけます購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこちら電源喪失を想定、女川原発で訓練 冷却